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2007年11月04日00:34

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水島論について語る

 去年東京に行った際、ぼくも含めた数人と某カフェ内に行ったんですが、暫くして二人が一旦席を外し、ここに残ったのはぼくとRさんだけになりました。
 二人で色んな話をしたんですが、その一つに「水島新司論」についての話がありました。

 曰く。
「水島氏は、今でこそ野球まんが専門作家というイメージが極めて強いが、かつては様々なジャンルを描いてきた人だ」
「サッカーのまんがも描いたことがある」
「『たちまち晴太』という時代劇も描いている」
「夏目漱石の『坊ちゃん』をまんが化している」
「しかし、初期の作品群は、全くと言っていいほど埋もれている。出版社の人間は、どうして初期作品を発掘しないのか」
「もしかして水島氏自身が、この頃のまんがを『なかったこと』にしているとか?」

 等々です。
 
  みなもと太郎さんは、「漫画の名ゼリフ お楽しみはこれもなのじゃ」で、独自の水島論を展開していますが、それによると、
「アホと貧乏の二本柱が、今も変わらぬ水島世界で、舞台が野球に移っても、それは何も変わらない」
 という結論を出しています。
 正直言って、ぼくも水島氏の初期作品群を読んだことがないのですが、是非とも見てみたいと思っています。しかし古本屋に行っても、あるのは野球まんがばかりなので、入手するのは難しいだろうなあ。
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