この話しをすると「信じらんない」とか「気持ち悪い」と言われるが、我が家には 俺の親父が取り入れた 40年来の食パンの食べ方がある。
それは「ごはんですよでパンですよ」である。
作り方は超ウルトラスーパー簡単。
食パンを焼くか焼かないかは好みによるが、俺は焼かない。
食パンにバター又はマーガリンをまんべんなく塗り、その上に海苔の佃煮「ごはんですよ」を塗って食べるのだ。
これがなんとまぁ美味いったらありゃしない。
バターとごはんですよが舌の上でとろけていく感じ。
バターの油っぽさとごはんですよのしょっぱさがおりなす味のハーモニー。
簡単に作れつつこれほどまでの味を出せるとは、まさにパーフェクトフードである。
ガキの頃どこの家庭でも当たり前に食べていると思っていたが、俺の周りで食べたことがある人が今現在まで誰もいない。
それどころか「気持ち悪い」と まるではれもの扱いだ。
しかし、この「ごはんですよでパンですよ」は、うちの親父の開発ではないらしい。
以前
で見たのだが、記憶に間違いなければ 東京の深川あたりの惣菜パン屋のご主人が考え出したとのことである。
つまり、気持ち悪いどころか パン屋で販売されていたのである。
だまされたと思ってためしてみたまえ。
はまることこの上なし。
注意。バターナイフは兼用しない方がよい。
バターがごはんですよまみれになって他の料理に使いにくくなるので。
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