大会の終了

ここしばらくずっと練習が続いていた団体の大会が先週の土曜日に終了した。週に４日のスケジュールでがんばってきた選手にはぜひ満足な結果を残してもらいたいところだったが、残念な結果に終わった。
せめて、全力を出し切れればよかったのに、と思ってしまう終わり方だった。まさしく「県大会には魔物が棲んでいる」といわんばかりの。

言うなれば。

野球漫画の地区大会で主役校と決勝を戦ったライバル校が、主役校との再戦を誓うも、県大会の準決勝でダークホース校に敗れて敗退。でも実は直前にピッチャーが怪我をして満足に投げられなかったことがわかり、決勝後主役校をして「本調子なら決勝で戦っていたはずなんだ」と言わしめるような。

はじめの一歩の新人戦で本当は決勝を戦うはずだった宮田君が怪我で間柴に負けちゃったとか。

そんな感じ。そんな感じ？

ぶっちゃけ、機械が故障した。動かなくなった。
それまで一度もそんなことなかったのに。本番直前のチェックまできちんとエンジンがかかっていたのに。本番で壊れた。なんとあっけなくひどくかわいそうな幕切れ。
選手の臨機応変の対応で、棄権はしないで最後まで行うことはできた。
しかし、失ったタイムロスは大きく、その後の演技がどれほど良くても取り戻すことはできなかった。それさえなければ優勝できたかもしれないというほどに上手かった。だから余計に残念でならない。もともとこっちの活動にそれほど入れ込んでいるわけでない私がそうなのだから、選手の悔しさはいかばかりだろうと思う。

が、ひとまずはお疲れ様。惜しみない拍手を送りたい。