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2007年08月09日21:55

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観るじゃなく、出る

8/8(水) 昼〜夜


7号線沿いに立った時はもう大分疲れていた。


あまりいい道路ではなかったが、休みがてらヒッチハイクをした。

10分位経って、もう少し歩こうと荷物を持ってちょっと歩いたら、僕の右側で車が停まった。

ん?てな顔で覗きこむと運転手のおじさんは「乗れ」と顔で合図した。

どうやら一回通りすぎて、また来てくれたらしい。
乗り込んで行き先を聞いてみると目的地の五所川原。
これで確実に祭りは間に合う。


と、思ったらそのドライバー・Eさん、立ねぷたのパレードに出る団体の一人でしかも会長らしく、お前も一緒に廻れとのこと。

観るではなく出るになった。

しかもまだ僕の正体も十分明かしてないのに、寝る場所も確保してくれた。

E会長は昔、四国八十八か所を廻ったらしく、旅人をみるとほっとけない人らしいです。


お昼はコンビニでおごってもらい、荷物は今日の寝床E会長のお母さんの家に置いて、ねぷたが保管されてる仮設倉庫へ行った。

そこでE会長の団体・蘭喜会のみなさんと挨拶をして、祭りの準備を始めた。

僕らの団体はねぷたの中では一番前。

正確にいえば、吉幾三のステージが最初にあって、どでかい太鼓があって、その後ろに蘭喜会という感じ。


僕はあのねぷたのハリボテをど真ん中に立って押す役目。


かなりおいしい役。


さぁ、そろそろ始まるって時に、キャンプ場で別れた旅人達が来た。あの時よりも人数は半分以下になっていたが、全然嬉しかった。

雨の中、みんな無事で何より。


花火が鳴ってスタート。



活気のある音が奏でられ、周りがリズムをとって踊り出す。お客さんも合いの手を入れる。

僕は距離を保ちながら、ねぷたを押す。何人かで一斉に押すのだが、意外と力を入れなきゃ動いてくれない。

歩道には絶えぬことのないお客さんの数。
まさか僕が北海道から来た旅人だとは誰も思うまい。

ただおかしかったことは周りは全員お祭り衣裳なのに、僕だけTシャツとGパンだったということ。

約一時間かけて、五所川原の街中をぐるっと廻った。

すごく貴重な体験で、楽しかった!


ハリボテを仮設倉庫にしまい終わったとき、旅人のみんなが帰っていく姿が見えた。ayuチャン、おにっち、なかちゃんサン、すなをチャン、だいどん、IRIEサン、多分またどこかで会えるし、やろうと思えばすぐ会いに行けるんだけど、なんとなくもう二度と会えない感じが心に触れてしまって、悲しい気持ちになった。見えなくなるまで見届けて、それから蘭喜会の打ち上げに参加した。


余所者の僕を快く受け入れてくれて本当感謝。

当然だが、大人から子供まで津軽弁が飛び交う。
僕の親父は青森出身なので、津軽弁には慣れている。訳すことはできないが、何が言いたいのかはなんとなくわかる。でも、全くわからんときもある。



ちゃんこを腹いっぱい頂いた。ビールも飲まされた。一杯半でダウンした。

やっぱお酒は苦手…。


打ち上げの途中でE会長のお母さんと店を出た。E会長含めみなさんにありがとうと言って、顔を真っ赤にした僕はお母さんの車に乗り込んだ。


E会長のお母さんの家は金木町にある。


家に着くなり、崩れ落ちるかのように眠りについた。
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