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2007年05月06日17:29

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シティボーイズミックスPRESENT〜モーゴの人々〜

注:以下、シティボーイズミックスPRESENT〜モーゴの人々〜の感想を書きます。ネタばれはあまりしたくないので、ネタ部分はザックリ書くつもりなのですが、それでもやはりネタバレにはなってしまう部分がありますので、これからご覧になる方、DVDやWOWOWでの放送を楽しみになさっている方は、読まれない方が宜しいかと存じます。

それでは、ネタバレOKの方のみいらっしゃいまし〜。

【シティボーイズミックスPRESENT〜モーゴの人々〜】

ネタお品書き(順番が違うと思います。ネタのタイトルは分からないので、私が適当に付けました)

・辞書
・マイケル・ジャクソンと待ち合わせ
・雁首クラブ
・石井さん祭り
・悪口会議
・保〜タモツ〜
・空元気の人
・モードを語ろう
・ハードに生きる〜劇団斉藤によるキャッツ〜

・OPコント辞書
横一列に並ぶ、シティボーイズ、ムロツヨシ、中村有志、大森博史。
「夢」「ハード」「微妙」「幸せ」などの言葉の意味を辞書を読むように紹介していく。
これから始まるコントとリンクしているコトが全て見終わってから分かる仕組みになっていた。
「夢」で、斉木氏「私はかけ布団だった、そして敷布団だった。私はサンドイッチ?」
大竹「くだらない夢見てるな!」
最後の単語は“モーゴ”
「モーゴ。私の辞書にはありません。」
暗転。
ジャズバンドの生演奏とともにコントスタート!

スゲエ恰好良いOP!
私、こんなに恰好良いお笑いライブのOPを始めて見た気がする。最後の「私の辞書にはありません」で暗転が凄い良い。

このコントでアクシデント発生。“微妙”の言葉説明で、大竹氏台詞をトチリ、急遽「私の辞書にはありません」と台詞を変える。大竹氏EDにて「あの時の台詞ね、本当は“微妙”。みのもんたと児玉清の間にいる司会者関口宏。だったの。でもね、どうしても『児玉清の方が、みのもんたと関口宏の間で微妙じゃねえか?』って思っちゃうの。で、いつも台詞が逆になっちゃう。今度演出にかけあってみます。」とのコト。
変わったりするのかな(笑)。

・マイケルジャクソンと待ち合わせ
マイケルジャクソンと知り合いだという霞ヶ浦(斉木)の紹介で、マイケルとファミレスで待ち合わせする男2人。
霞ヶ浦も来るが、風邪を引いたらしく、変な(笑うような)咳をする。マイケルと待ち合わせなのに、ゲイらしき男性(中村)と相席になるは、その相席相手の友人(ムロ)も同席し、しかも彼は韓国人らしく、キムチを持ち込み食べだすは。
オマケに、ウエイター(大森)は、何回テーブルを片付けろと言っても片付けない。
仕舞いの果てには、霞ヶ浦は、具合が悪くなったと言って帰ってしまう。そんな折、忘れた霞ヶ浦の携帯電話に、マイケルジャクソンから電話がかかってくる。

大竹さんが言う「今ここに、人類史上初めて黒人から白人になった奴が来るんだよ!」という台詞がツボ。
あと、2人が持ってきたお土産が、大竹『天狗の下駄』。きたろう『自分が描いたひまわりの絵』&『鼻ジョウロ』(^_^;)。

この後、映像コント(なのか?)として、自分が描いたひまわりの絵について熱く語るきたろう氏が。話をそらしまくる聞き手の斉木氏(^_^;)。

・雁首クラブ
何かマズイコトが起こると、どこからともなく現れ雁首そろえて謝ってくれる男達。それが雁首クラブだ!

シテイボーイズの面々+中村氏が、板に穴が開いたモノ(さらし首のような状態)から首を出し「雁首そろえて〜・・・。申し訳ございません!」と謝ってくれる。
万引きだの、不倫だのを疑われると何処からともなくやってきて謝ってくれるが、どうやらそれは、雁首のメンバーが起こしてる事件らしいのだが・・・(^_^;)。

ただ「北方領土返還!」とデモをやっていたオジサン(大森)にも謝っていた。
「オマエ、ロシア人か!」
「いえ。違います。でも、申し訳ありませんでした!」
ナレーション「ロシア人の代わりにも謝る。それが雁首クラブ」

4人が同じ板から首を出している為、上手く回れ右が出来なかったのだが最後「顔だけ向ければ良いんだ」と気付き、「回り方が上手くなってる!」と驚かれるのがツボでした。

映像として、雁首さんたちの喫茶店での打ち合わせの様子も見られます。

・石井さん祭り
私のお気に入りネタ。
会社の同僚、梶(大森)が、自分のような恰好をしているのを見かける石井(大竹)。ついていくと、そこには他の同僚3人(斉木、きたろう、中村)と、御神輿を担ぎ、何か練習してるような様子。
良く見れば、キムジョンイルばりの肖像画の石井さんの絵や、石井さんの隠し撮り写真が沢山ある。
石井「何をやってるんですか!」
「石井さんは僕らの英雄なのに、皆はそのコトに気が付かないから、偉大さに気が付いてもらう為にイベントをしようとしてる」と説明される。
因みに、梶さんは、付け髭をすると石井さんに少し似てるので、石井さんの代役だったようだ。

困惑する石井さん。
石井「確かに、キャンプの時、ニワトリを絞めたのは私ですが・・・」
皆「あんなコトは誰にも出来ません!」
石井「いいえ!私がやらなかったら誰かがやったはずです。」
石井「団地で猫が大発生した時に、退治したのも私ですが・・・」
斉木(役名失念)「そうです。あんなコト出来ません。石井さんは、ネコの金玉を切って歩いてくれたんです。私のミーちゃんも金玉切られましたが・・・」
きたろう「ミーちゃん飼い猫だったのに・・・」

質問攻めにされる石井さん。
「石井さんは、空を飛びながら演説できるって本当ですか?」
「石井さんは、下半身がないのに、両手だけで全力疾走出来るって本当ですか?」
石井「出来るワケないじゃないですか!」

パレードを断ろうとするも、辞めようとしないメンバーに折れた石井さんは、リハーサルの様子を見るコトにする。

音楽が鳴り、石井さんの恰好をした梶さんが登場。
斉木氏のナレーションで派手に幕開け。
サックスを恰好良く吹く横で、変なダンス(手を前に出し、腰を曲げて、プロレスラーがロープもってるような感じ)をするきたろう(役名失念)。
石井「スイマセン。やめて下さい。・・・私、楽器は何も出来ないんですが・・・。」
斉木「え?石井さんは楽器は出来ないんですか?それなら石井さんはダンスの方へ。」
石井「あれは絶対やめて下さい!」
斉木「続けて良いですか?」
頷く石井。

次はパレード。デカイ金玉を持つネコの山車に、出刃包丁を片手に勇壮(?)な姿の梶さんの石井さんが乗っかっている。
何故か一緒に山車をひっぱる、今まで、石井さんの見方(なのかな?)だったはずのムロさん(役名失念)。
石井「スイマセン。これ、何ですか?」
梶「本番は、ここから白煙が出ます。(ネコの背後から白煙)」
石井「何の為に?」
斉木「大きく見せる為です。」
石井文句を言うが、斉木の「続けて良いですか?」に頷く。

次は、石井さんの映像が流れる。
どうやらそれは、防犯カメラで撮られたモノ。
万引き犯を見た石井さんは、自分が買った品物を棚に補充(犯人を捕まえるコトはしないのな・笑)。
自販機のつり銭口を探り、なければ自販機を蹴飛ばす石井さん。
ナレーションの斉木「こんなお茶目なところもある石井さんなのです。」

※中村ゆうじ氏にアクシデント。この次の冒頭のコントの台詞と「石井さんは、下半身がないのに、両手だけで全力疾走出来るって本当ですか?」がゴッチャになり、台詞が抜けた。そして立ちくらみを起こした中村氏。
3回台詞を言いなおし、客から拍手を貰う。

EDトークにて。頭が真っ白になってクラクラしたそうだ。中村氏が、あそこまで派手に間違えるのは珍しいかも。

何かアクションがあると、皆が舞台上手で体育座りをするのが可笑しい。そして、出っ腹の関係上、体育座りが出来ない、斉木氏(笑)。

・悪口会議
私のお気に入りネタ。でも台詞劇の為、台詞が多く、覚えられなかったが・・・。

会議室に来た6人。悪口を言い合った方が本音が出て良いんじゃないか・・とのコトで、悪口を言い合う会議を開く。
司会役の山科さんに、猛攻撃。
「山科さん、最初にしゃべる時『ん』てつけるでしょ?アレ、嫌なんですよ!」
ムロさん(役名失念)には「オマエなんか社員だと思ったコトはない!」と罵声が飛ぶ。
斉木氏(役名)には「デブ!」と・・・(^_^;)。

映像コントとして、有名人への悪口が流れる。
「細木数子さんへの悪口。ナイキのマークみたいな頭だな。」
「谷亮子さんへの悪口。授乳の話はやめてくれ。」

・保〜タモツ〜
コレもお気に入りコントです。

萩原(だったかなぁ〜。大竹さんの役)の家にカニ12匹を持って来て居座る男、保(斉木)。
迷惑してるのだが、どうにも追い出すコトが出来ない。その相談を、友達の斉藤(きたろう)にする萩原。
斉藤「仕事は何してるの?」
萩原「仕事はしてない。小遣いをやりくりしてるみたい。」
斉藤「オマエ、小遣いまで渡してるの?」
斉藤「その人、何か資格は持ってないの?」
萩原「資格か分からないけど、義手の人の真似をするのが凄く上手いんだ。」

斉藤は、保にガツンと言い、出て行ってもらう為、萩原の家に行く。
どころが保は友人を連れてきていた。
あまりの非常識ぶりに怒る斉藤だが、保は意に介さず「アンタの家じゃねえだろ?」と斉藤に言い返す。
このタイミングで萩原に「2万円貸して」とお金を借りようとする保。
保は「役者になる。」と言い出す。
斉藤「今から役者なんか無理だから、もっと堅実に生きなさい。」と諭すが、聞かない保。
それから暫くして、どうやら斉藤は保に言い含められたのか、一緒に劇団を作るコトになってしまった。
劇団名は『劇団斉藤』。やる演目はキャッツ。
「キャッツはすでにあるだろう!」という萩原に、保は「あっちは人間だろ?こっちは本物のネコを演じる。それならこっちの方が上手い!」と言う。

その夜。萩原は夢を見る。
それは保が熱唱する夢で、それはどうかと思うほどの熱唱ぶりで、コレを見て萩原は「明日出て行ってもらおう」と決意する。

途中斉木氏が義手の真似をしたりします。
あと、最後、斉木氏がファンにはお馴染みの適当ソングを唄うのですが、それは舞台チェンジも兼ねており、途中斉木氏「もう、1人じゃもたないよ〜♪」と歌っておりました。

このコント。腐女子目線で見ると、非常〜に楽しいです。
保と萩原の関係ね。
別に保に弱みを握られているワケじゃないのに、何故かお小遣いをあげ、世話をしてしまう萩原。何だろうね。この関係(笑)。

そして、柔軟体操が殆ど出来ない斉木氏(笑)。

・空元気の人
このコントもお気に入り。

リストラされた宇都宮(中村)の家に励ましに来た同僚4人(きたろう、ムロ、斉木、大竹)。
宇都宮は、いつも空元気の人で、それがかなりうっとおしいらしい。
家が火事になった時も「スッキリした〜!」と空元気で言ったので思わず「全財産が焼けて、なんでスッキリなんですか?」と言ってしまい、宇都宮さんは、真っ赤になって下を向いてしまった。

やけに細長い家のベルを押すが、出てくる様子はない。
暫くすると、舞台下手より、走り出てくる空元気の宇都宮さん。
「ヤッホ〜!良く来たねぇ〜!上がってってよ〜。」

家に上がると、差し押さえの赤い張り紙だらけの部屋。
テンション高く「差し押さえ〜」と言いながら、大竹や斉木に赤紙を貼っていく。
宇都宮「飲み物用意してくるね」と言って持って来たのは瓶ビール。しかし中に入っていたのはただの水。
宇都宮「水〜!!(テンション高く)」
他の皆も合わせるようにテンション高く言い合う。
斉木「カルキ最高〜!!」(ツボな一言)
おつまみを持ってくる宇都宮。
宇都宮「はい。おつまみ〜。氷〜!!(テンション高く)」
皆、テンション高く氷に砂糖を付けて食べだす。

仕舞いに、襖をぶち抜く宇都宮。
皆もそれに合わせ、箪笥の引き出しを壊したり、最後、大竹が、ちゃぶ台をひっくり返す。

今日はこの辺でと帰る皆。しかし、ムロは鞄を忘れ、宇都宮の家に戻る。部屋の隅で肩を落とし泣いている宇都宮。
空元気で対応するも、無反応のまま、宇都宮は泣いている。
困惑するムロを残し暗転。

大竹さんが足でちゃぶ台をひっくり返すと、予想以上に倒れ、最前列の人に氷やら水がかかったらしい。
テンション高く大竹氏が「ごめんなさい!」と謝っていた。

・モードを語ろう
コレも好きなコントだなぁ〜。
中村ゆうじ。きたろう。大竹まことがソファーに座り、ファッションを語ってる。
中村ゆうじは、うんこをモチーフにしたらしい服(?)を着ている。
中村「汚物を肯定的に捉えてみたんだ。」
大竹まことの服は、インナーのシャツの乳首のところだけ穴が開いている。つまり乳首が見える状態。
大竹「男性の上半身をセクシャルに捉えてみたんだ。」
きたろうの服は、インナーが黄ばんでいる。
「僕は立ってるだけでも恰好良いんだけど、こうイエローリングを施すコトによって、女性の(何かカタカナ用語)を捉えようかなと・・・。」

そこに、上半身裸で黒タイツ姿。腰にはチャンピオンベルト。手に棒切れを持った男(斉木)が登場。
「オマエら、何語ってんだ!」
今まで語っていたモードをぶった切る、謎のプロレスラー。
「うんこ着て、何やってるんだ!」
「乳首出して、オマエ、乳首に自信があるのか?」
大竹「いえ・・・。」
プロレスラー「オマエ、子供には、その服着るとき何て言ってるんだ!」
大竹「乳首のところ穴が開いちゃったって・・・。」
レスラー「オマエが自分で開けたんだろう!」
逃げようとするきたろう。
気が付くレスラー。
レスラー「オマエ、立ってるだけで恰好良いって言ったな?ここ来て立ってみろ!」
舞台中央に立たされ、さらし者にされるきたろう。
レスラー「本当に恰好良いか?」
中村「田舎の中学生みたい・・・。」
レスラー「その黄色は何だ?」
きたろう「イエローリング・・・」
レスラー「イエロウリングゥゥゥ?」
きたろう「黄ばみです。」
レスラー「女性への(カタカナ言葉)って何だ?」
きたろう「女性に洗ってもらいたいなって言う・・・」
レスラー「だったら、最初からそう言え!!」

3人、レスラーに脅され、ファッションショーの如く、舞台をウォーキングさせられる。

映像。街中を上記の恰好で歩く、きたろう、大竹、中村。

斉木氏がひたすらズルイです。
斉木氏が1人で全部持っていきました(笑)。
冒頭、インテリぶった3人の会話が見事。カタカナ用語満載で、覚えるとは大変だったと思う。

・ハードに生きる〜劇団斉藤によるキャッツ〜
ハードに生きるコトを思い立った斉藤(きたろう)に、色々な魔の手(?)が襲い掛かる。
ハードな門を無事、斉藤は潜るコトが出来るのか?

カラス人間(大竹)やら、壺人間(中村)など、沢山の刺客(?)がやってくる。

最後は劇団斉藤によるキャッツ上演。
というかネコの真似というか・・・(^_^;)。

EDトークで、ムロさんは「宇都宮さんのコントで、ついに僕はシティボーイズになれたんです!」と言い出す。
舞台上に最初、シティボーイズとムロさんしかいなかった為、ムロさん「右を見てもシティボーイズ、左を見てもシティボーイズ。僕もついにここまで来たなって。」
大竹「あんまりシティボーイズって言うな。」
ムロ「ボーイズってねぇ(笑)。」
大竹「俺らも間違えてつけちゃったんだから!」

斉木さんはプロレスだけは一生懸命練習したらしい(笑)。
気に入ったんだろうね、あの役。

大竹さん、斉木さんに教えてもらったと言うスケールの大きな芝居を披露。
大竹「あ、恐竜だ。」
下を向き、恐竜をつまみ食べる仕草。
大竹「コレ、俺がやってもウケないんだよ!なのに、きたろうが面白がって散々俺にやらせて。斉木じゃないとウケないのに。」
本家本元の斉木氏が披露。
同じコトをやっているはずなのに、確かに斉木氏の方が面白い。何故なのだ。

コント中、大竹さんがきたろう氏に「58歳だろ」というシーンがあるのだが、フッと思う。
あと何回、シティボーイズライブが見られるのだろう。
でも、そんな思いを吹き飛ばすかのような斉木氏の一言。
「年を重ねるにつれ、静かな演劇のようなコントになるかと思ったら、年を重ねるごとに、年々ハードになって行きませんか?」

これを聞き思う。まだ大丈夫かな・・・と。
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