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2007年02月23日01:39

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HEDWIG AND THE ANGRY INCH

21日(水)新宿FACEにて、観劇。
会社を出ようとした矢先、電話が鳴った。
絶対今日中じゃなくてもいい仕事のはずなのに・・・
くそっ!おかげで30分以上かかったから、腰が痛いのに
急ぎ足で新宿へ向かう羽目になった。
余りに急いで暑いし、おなかもすいていたけど、
時間がないから、ロッテシェーキでごまかした。

前もってDVDを見ておくように、友人に言われていたのだが
試験勉強もあったし、バタバタしていて、見ないまま当日を迎えた。
大体のあらすじはインプットしてあったけどね。
ある所から抜粋すると
旧東ドイツ生まれの性転換ロック・シンガー、ヘドウィグが、幼い頃に母から聞いたプラトンの「愛の起原」にあるような自分のかたわれ(=愛)を探して全米各地を巡る物語。そんな彼女の人生が彼女自身の魂の歌と共につづられる。

今回は、一緒に中村中さんが出演してました。
とても、男性とは思えない・・・
一種独特な雰囲気を持った方でした。
パンチのある歌い方も出来る人かと・・・
今まで山本君と共演した中では、一番いいと思いました。

劇中歌われるのは英語の歌なのですが、いくつかは、
折込チラシの中に日本語訳がはさまってました。
もっとどーんと暗い話かと思っていたのですが、
結構笑える部分もあり、思った程重くなかったです。
色々とやるせなかったり、裏切りだったり、ベルリンの壁が崩壊する前と後の世界だとか、男と女とか、色々な要素が含まれてる話でした。
もっと、ガンガン、ハードロックと思っていたら、そうでもなかった。
どぎついメークをしてる山本君は、とにかく肌が白いから、
網タイツをはいた足が、細くてまっすぐできれいな事。
彼のメイクがどんどんとれ、ほぼ素顔になった時に、
彼というか、ヘドウィグの汚れ無き魂をみた思いがしました。

人生には色々ある。
たとえ人に裏切られたりしても、また人を信じたいし、
愛したいし、そうやって繰り返しながら、生きていくのだと・・・
決して短くない人生を生きてるけど、ヘドウィグを見てあらためて、
そう思いました。
自分の人生だから、人に言われて変えるものでもないし、
すべて自分の納得ずくで生きていくものだと思う。
人生って、捨てたものじゃないし、良くも悪くも、びっくり箱なんだと思う。
姓名判断だと最悪の私の名前は、簡単に言うとジェットコースターみたいに、浮き沈みが激しいらしい。
でも、それほど感じた事もないし、いたって平凡かと・・・
ま、出生にまつわる事で笑える話があり、それがスタートだと思えば、
結構人より変わってるのかも・・・
常夏の国で生まれ育った数年が、今の私が時々とっぴな行動にでる時の原動力かもしれないと思う今日この頃です。
決して突飛な行動をしない両親を見ると、そう思うのです。

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