逢坂さんの最新作で、戦争と密接に関係する犬の短編集。
渾身の力作である。
これがかなり衝撃的というか、特にショックを受けたのが、第二次大戦下での犬に関する処遇である。
察する人はいるかもしれないけれど、如何に非人道的なことを僕たちの祖先が行ったことを、進んで知らなければならない。
敢えて、どういう非人道的なことが行われたかは書かないが、誰もがショックを受けることは間違いない。
渋谷と言えば忠犬ハチ公が有名ですが、本著でかなり驚かされます。
神話を皆が求めた結果が、忠犬ハチ公物語であり、当のハチはどう過ごしたかはハチしか分からない。
これ、完全に資料を咀嚼しないと無理な話なので、目から鱗である。
僕たちの知らない歴史の1頁が、また紐解かれようとしていたーー。
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