先週は、秋の高山祭へ行ってきたぞーー!!
やっぱり祭りの最大のハイライトといえば、絢爛豪華な屋台、そして目の前で繰り広げられる布袋台の「からくり奉納」だべさ!!
実はこの高山祭のからくり、江戸時代に育まれたものとは思えないほど精巧で、今見ても「これ本当に人の手だけでやってるの!?」って驚くくらい高度な技術が詰まっているんだよね。
しかも、今回主役となっている「布袋台(ほていたい)」は、今年の祭りの後に約50年ぶりの大規模修繕に入る予定ともいわれていて、このタイミングでこの目に焼き付けておけて本当によかった……!!
■まるで魔法!? 布袋台のからくりの驚異的な仕組み
布袋台のからくりで何が凄いって、唐子人形たちが綾を次々と渡っていき、最後には布袋和尚の肩や手へ飛び移る、あのダイナミックな動き!
「一体どうなってるの?」「糸はどこにつながってるの?」って、初めて見た人は絶対に思うよね。
この布袋台のからくりでは、36本もの糸を使って人形を操っているといわれていて、それを熟練の綱方たちが息を合わせて動かしているんだ。
だからこそ、人形がただ“動いている”んじゃなくて、まるで意思を持って生きているみたいに見えるんだよなあ……!
しかも観客側からは、その仕掛けや操作の気配がほとんど見えない。
だからこそ、唐子たちが空中を軽やかに渡っていく姿が、まるで魔法みたいに感じられるんだよね。
中でも有名なのが、2体の唐子が綾を伝って動く「綾渡り」。
あの精緻さ、あの緊張感、そして最後に布袋和尚の軍配から「和光同塵」の幟が現れる流れまで含めて、本当に見事としか言いようがなかった……!!
最新のデジタル技術とかじゃない。
何百年も受け継がれてきた人の手、人の感覚、人の呼吸を合わせる技だけで、あれほどダイナミックで繊細な演技を実現しているっていうのが、もうロマンの塊なんだわ!!
■同時代に育まれた、驚くほど精巧な日本のからくり文化
高山祭のからくりを見ていると、江戸時代の日本に、こんなにも緻密で洗練された技術と美意識があったのか……としみじみ感動してしまう。
もちろん世界にはそれぞれ優れた機械技術や工芸文化があったけれど、日本のからくりはその中でもかなり独自性の強い存在だったんじゃないかと思う。
ヨーロッパでは18世紀ごろ、自動人形や機械時計の技術が大きく発展していて、歯車やゼンマイを駆使した精密なオートマタが生まれていた。
一方で日本では、和時計や精巧な木工技術などを背景にしながら、機械だけに頼るのではなく、「人が操ることで命を吹き込む」という方向で、からくり文化が独自に育っていった。
完全自動の機械仕掛けとはまた違って、人の技と感覚によって成立するからこそ、日本のからくりには独特の“生っぽさ”とか“気配”がある気がするんだよね。
あれはもう、単なる技術じゃなくて、芸能とか祈りとか、美意識まで全部ひっくるめた総合芸術だと思う。
■なぜ、山あいの「飛騨高山」でここまで凄い文化が花開いたのか?
「山あいの町」という印象のある飛騨高山で、なぜこれほど高度な木工や祭屋台の文化が育ったのか。
そこには、ちゃんと歴史の積み重ねがあるんだよね。
飛騨は古くから木工技術に優れた土地として知られていて、いわゆる“匠の国”としての伝統が長く受け継がれてきた。
そうした技術の土台があったからこそ、屋台の建造や彫刻、漆、金具細工といった分野でも高い水準のものづくりが可能だったんだと思う。
さらに江戸時代、高山は天領として栄え、商人や町人たちが大きな力を持っていた。
各町組が自分たちの誇りをかけて屋台の新調や修理、装飾に力を注ぎ、その中で職人たちの技もどんどん磨かれていった。
つまり、高山祭の屋台って、ただ豪華なだけじゃなくて、飛騨に蓄積してきた木工技術と、町人文化の熱量と、美を競い合う気概が全部ぶつかって生まれた結晶なんだよなあ……!
■布袋台が今に伝わっていること自体が、本当にすごい
布袋台の創建年代ははっきりしないそうなんだけど、天明年間にはすでに布袋のからくりが行われていたと伝えられていて、文化8年(1811年)には現在の台形に大改修されたという。
それから長い年月のあいだ、修理や手入れを重ねながら受け継がれ、今では秋の高山祭でからくり奉納を行う屋台として広く知られる存在になっている。
そして今年の祭りの後には、約50年ぶりの大規模修繕が予定されているという。
そう思うと、今回見た布袋台の姿もまた、長い歴史の中のものすごく貴重な一瞬だったんだな……と、しみじみ感じてしまった。
何百年も前の職人たちが生み出した技と美意識を、時代を超えて守り、動かし、伝えてきた人たちがいる。
その情熱を思うと、本当に胸が熱くなる……!!
何百年も前の職人たちの魂がこもった最高の伝統文化。
これからもずっと、ずっと大切に受け継がれていってほしい!
本当に素晴らしいお祭りでした!!
ログインしてコメントを確認・投稿する