こんにちは、国立市社会福祉協議会と国立市福祉行政の役割分担と上手な連携が求められていると考えている国立市議会福祉保険委員会所属の石井伸之です。
本日は午前10時より国立市福祉保険委員会所属議員、国立市社会福祉協議会の事務局長を始めとする幹部職員、国立市健康福祉部の部課長で意見交換を行いました。
福祉保険委員会では8月3日に豊中市社会福祉協議会を訪問し、勝部麗子さんより活動状況をお聴きしました。
委員長を先頭に、各委員が豊中市で感じたことを国立市の社協及び部課長へ伝え、それに対する現状を報告いただくという形で勉強会が進みます。
社協との連携として豊中市と国立市は都心部に対するベットタウンという社会構成が似ており、転勤族が多いそうです。
豊中市に海沿い旧来からの居住地域があり、この点は国立市における南部地域が似ています。
勝部麗子さんという素晴らしい活動をされている方を支える社協の厚さが違う点が気になります。
200人の職員を要する豊中社協に対して、30人の国立社協ではマンパワーに大きな開きがあります。
それでも、1000人規模のボランティアが活動する豊中市の取り組みを模倣しない手はありません。
困った時に社協へ繋ぐ仕組みがあり、学校との繋がり、繋ぐことの大切さ、自主財源を生み出すことの大切さ、これらが1層から3層構造の中に機能している点は素晴らしい点です。
私が勝部麗子さんと初めてお会いして感じたことは、圧倒的な「言葉のチカラ」です。
「ひとりぽっちをつくらない」「サイレントプア」「制度の狭間」などなど、とにかく一言で物事を表し、何をするべきか明確になっています。
幹部職員の皆様を前に熱く語ってしまいましたが、この熱さを佐藤一夫元市長が「口伝」という形で伝承することの重要性を訴えていたのではないでしょうか?
少し冷静になって、豊中社協が事業を受託して総合的な司令塔になっている点があります。
ソフトの部分が社協、ハードの部分が市役所との役割分担をしていることから、豊中のように切り分けが良いのか?国立市のように市と社協がそれぞれを担当する形で良いのか?この点は協議が必要です。
豊中社協の自由度が高いことはその規模からも歴然としたものがあります。社協を育てるのであれば、国立市で行っている事業を社協がさらに受け持つべきです。
その中で私が常々感じている個人情報の壁についてお聞きしたところ、未だにその壁は大きく立ちはだかっているだけではなく、特殊詐欺によってその壁が更に強固なものになっているように感じます。
正に「サイレントプア」となっている方を支援する為には、支援を必要としている方の情報が誰かの手によって社協や市に伝わる必要があります。
高齢者の方々が日一日と状況が変化する中で、支援の手が本当に届いているのでしょうか?
私は福祉的な支援を届けることや地域防災力向上に関する改善に、個人情報の壁を何らかの制限を付ける中で、行政が集約し、必要な情報を必要な時に支援者へ届けるべきと考えています。
ただ、その時に支援の手を差し伸べる時には細心の注意が必要です。
それは、支援を受ける方が状況を伝える時に心が苦しくならないようにする配慮を忘れてはなりません。
支援を受ける「受援力」という言葉があるように、支援を受ける心を開く為には、「誰もが困った時にはお互い様」という言葉が大切ではないでしょうか?
「いつ・どこで・誰が」支援を必要とするか分かりません。
困っている時に「困っているので助けて欲しい」ということは決して恥ずかしいことではありません。
「困っている」ことが言い出せない社会構造こそに大きな欠陥があるのではないでしょうか?
私は個人情報の壁によって「困っている」という声の発信力と行政の受信力が阻害されているように感じてなりません。
制度ごとの改善なので、センシティブな問題であることは十分に分かります。
これからも、議会や福祉保険委員会の場で個人情報のより良い取扱いを訴えて行きます。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。
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