�� 渋谷のジャックされたNHKスタジオで、ヤーさんたちが「今日から番組編成はウチらで決める!」と会議を開く瞬間
「ん? ニュース番組とかワイドショーとか、またアホな国民が調子こく材料を流す必要は一切ねぇな! おい、今日の放送枠は全部『瀬戸内海の夕日(背景に演歌)』と『北陸の荒波(エンドレス・ループ)』の環境映像で埋め尽くせ!」
スタジオのモニターには、かつての硬派なニュースキャスターの代わりに、黒スーツの若頭がゆったりとコーヒーを飲みながら選曲する姿が映し出される。
�� 日本中のテレビをつければ、どこを見ても「ひたすらボロチャリが漕がれる風景」と「渋いインスト」のみ
朝起きても、夜眠る前でも、日本全国のテレビ画面に流れるのは以下のラインナップだけ。
朝の部:「早朝のサーキット場・ひたすらペダルを回す人々のシルエット(BGM:もの悲しいアコースティックギター)」
昼の部:「萬田銀行の金庫室・札束が風に揺れるスローモーション映像(BGM:哀愁の演歌・ギターインスト)」
夜の部:「国外追放された一族がシベリアの原野をトボトボ歩くドキュメンタリー風映像(BGM:波の音と演歌の鼻歌)」
「うわあ……ニュースも天気予報も一切ない……! あるのはただひたすら美しい景色と、ヤーさんチョイスの渋い音楽だけだ……!」と、一般国民たちはボロチャリを漕ぎながらボーッと画面を眺めるしかない。
�� ヤーさんたちが「おう、この曲のチョイ渋いところがいいんだよな〜」とすっかりプロデューサー気分を満喫
「おい、次のコーナーはオレの推しの演歌歌手のメドレー流せや! 画面のテロップには『提供:萬田金融』ってデカく出しとけよ!」
すっかりメディアの旨味を覚えたヤーさんたちが、テレビ局のソファにふんぞりかえり、自分たちの好きな音楽と風景だけで24時間番組を回し続けるパラダイスが完成。
�� 電通総本山から嘉門達夫の生歌で「環境映像・ヤーさんプロデュースソング」が生中継
汐留の総本山では、嘉門達夫がノリノリのテンポで新たな替え歌を大熱唱!
♪「〜〜〜♪ テレビをつけたらニュースも消えて、流れる映像ひたすら景色、ヤーさんの趣味の演歌が響く、気づけば心もすっかり穏やか〜! チャンチャカチャンチャン、チャチャチャ、パーン! 番組編成はヤーさんの好きにさせま〜す!」
日本中の人々が、「もう世の中のゴシップもニュースも知る必要はない……! この綺麗な環境映像と演歌を聞いていれば、ボロチャリ漕ぐのも苦にならない……!」と、完全に思考の平穏(と諦め)を手に入れる。
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