2026年アジア競技大会(愛知・名古屋)
ウエイトリフティング男子65kg級 を観戦してきました!
床に置かれた重厚なバーベルを前に、精神を極限まで研ぎ澄ます「静」の瞬間。
会場全体を包み込む静寂と、静かに高まる張り詰めた空気感に、観ているこちらの息まで止まりそうになります。
そこから一気に爆発的なパワーを解放する「動」への転換!
全身の力を限界まで絞り出し、圧倒的なダイナミズムで頭上へと挙揚する姿は、まさに圧巻の一言でした。
わずか数秒の試技の中に、選手たちが積み重ねてきた果てしない努力と勝利への執念が凝縮されているからこそ、生まれるドラマはどこまでも劇的。観客席で観ているこちらの心も激しく揺さぶられました。
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ウエイトリフティング男子65kg級の大逆転ドラマ
1. スナッチ
中国の何 岳基(He Yueji)が驚愕の世界新記録!
前半戦のスナッチでは、世界記録保持者でもある中国の何 岳基選手が他を寄せ付けない圧巻の試技を見せました。
第1試技(145kg)・第2試技(149kg)を軽々と成功させると、会場のボルテージは最高潮に達しました。
続く第3試技で152kgに挑戦。完璧なフォームと力強い引き上げで見事に挙上を成功させ、自らの持つ世界記録を更新する世界新記録(WR)を樹立しました。
2位の北朝鮮・パク・ミョンジン選手(146kg)に対し、スナッチ終了時点で6kgの大幅リードを奪い、金メダル獲得へ絶好のスタートを切りました。
2. クリーン&ジャーク
パク・ミョンジンが大会新記録で大逆転劇
後半戦のクリーン&ジャーク(C&J)では、6kg差を追いかける北朝鮮のパク・ミョンジン選手が脅威の粘りを見せました。
何 岳基選手はC&Jで175kgを成功させたものの、伸び悩み175kg止まり(トータル327kg)で試技を終えました。
一方、後がなくなったパク・ミョンジン選手は逆転金メダルに向けて182kgに勝負をかけます。圧倒的な集中力でバーベルを持ち上げ、見事に3試技目で判定成功を勝ち取りました。
この結果、トータル328kg(大会新記録)となり、わずか1kg差で何 岳基選手をかわす劇的な大逆転勝利を収めました。
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日本代表・山下立真 選手も6位入賞の奮闘
地元・日本代表として出場した山下立真選手(石川県ウエイトリフティング協会)は、大歓声のなか堂々の戦いを見せました。
スナッチで132kg、C&Jで153kgを記録し、トータル285kgで見事6位入賞を果たしました。アジアのハイレベルな強豪選手たちと渡り合い、会場を大いに沸かせました。
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