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2026年06月09日21:08

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墨を買いました(アナログ)

数年ぶりに墨を買いました。
地味に進化していて、すぐ下りる墨、というのがあり。
かつては中国の墨ばかり買っていたのだけど
鈴鹿墨が松煙しかなく、それも油煙みたいでいいのだけど
時短墨が気になったので、購入。Amazonで1980円
薄墨の味わいとかはそこそこだけど、確かに早く下りる
下りるが、余った墨を使い切るまでもったいないので
大きな字で書くようになる。
ならば墨汁でいいのかもしれないが
すぐ下りる墨は一つはあったほうがいいかもしれない
そもそも硯が1分で降りる硯なので、30秒で下りる。
筆が完全に干からびていたので、水を含ませてみる
まったくはねない、かすれない
ずいぶん時間がたった。20年くらい使ってないか

中国の練習用の紙でたしか買ったときは1000枚500円くらい。
だいぶ薄いので、もう1000枚国産の練習用半紙がある。
たくさんあるので使い切ろうかと思うけど
もしかしたらもうこの値段では売ってないのかもしれない

フォト


白氏文集の集賢池の段

藤原行成は、どうもこの詩の意味を理解しないか
なまら理解で書いた節がある。
意味が全く通じない
七言絶句で区切ってない


 集賢池答侍中(客-誤)問
集賢池(しゅうけんち)にて侍中(じちゅう)の問に答ふ。
主人晩入皇城宿 主人、晩に皇城に入って宿す。
問客徘徊何所須 客に問ふ、徘徊せしは何を須むるかと。
池月幸閑無用處 池月(ちげつ)、幸いに閑にして無用の処。
今宵能借客遊無 今宵、能く(よく)客に遊ばしむること有らんや。

主人が客に問うたのか、客が主人に問うたのか、
侍中という偉い人と客の話か、全く分からない。この訳もあやしい。
侍中というのは宮内庁の高官のことだ。主人に当たるかもしれない。
それなら主人=侍中
主人が夜中にうろうろしている客に問う=誰何ではないか。
「こんな夜中にここで何してるんだお前」ということだ
次が謎だ
池に月が映って静かで、ここには特になんの行事もないところだ
今夜は、客にここを散歩させてはくれまいか

そう答えられた、なら話は通じるが
侍中、というのは高官であるから
不審者がいて、誰何した
この池(集賢池、という名前、賢人が集まった伝説でもあるのだろう)に映る
月が美しいので、しばらくここを散歩させてくれないか

これで見逃すか?

しらんがな、不審者になるからおかえりくだされ
というだろう。
侍中とついて、夜に呼び出されて泊まりで参内するくらいだから
それなりに責任が重い役職と思う

そのあとに何があったかよくわからぬが
ものすごい尻切れトンボに見えるし
古代なら、月明かりだけが頼りだから
満月の明るい夜だけに、
今夜の満月はずいぶん明るいな
という感慨を込めているのかもしれない。

話としてはまったく筋が通らない
だからどうした!という文

漢文というのは表意文字のところがあり
様々な意味がこもっているので
意味が通じないことが多い
しかし王義之や顔真卿の法帖は意味が非常に通っており
わかりやすい
なのでやはり藤原行成(というかこの時代の日本人全般)
漢文の意味がいまいちわかってなかったのではないか
今でいうところのTシャツに
Euro immotal とかSuprime とか
書いてあるようなものだろう。

大して変わってないのか

■JR東日本、磁気切符を廃止=来春、QRコードに変更
(時事通信社 - 06月09日 19:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=8820571
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