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2026年05月15日22:13

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ムーローマ大陸での14週間

 4月に20回に分けて書いたように、我輩は、図らずもムーローマ大陸の戦乱に介入する事になり、最終的には三国分立状態にして、いったん介入を中止したのだったが、三勢力のうち、一番肩入れしていたのは、ホーク・ジョー率いる大陸東部の海賊共和国と、女魔道師グラヴィトンが本拠を持つ、大陸東北部のダンテ大公国。から成る勢力だった。我輩より50歳年下、17歳の、ホーク・ジョーの娘、海賊少女イシュタルと、我輩より50歳年上、117歳の女魔道師グラヴィトンとは、複数回、肉体関係を持った。グラヴィトンは、不定形生物「玄武」と共生しているので、一見27歳位に見える。
 次に肩入れしていたのは、帝都ムローマ市とムーロマ皇帝直轄領の支配権を取り戻し、西方の騎馬民族国家モーリス大公国に支援された、ムーロマ帝国の新皇帝シン・ジと、その妹レイ・ア姫、二人の従兄弟のムローマ市長で帝国宰相のアルド・ナギサ。シン・ジとナギサは、宇宙生成の秘密や、スペースリープ宇宙船、反重力円盤、特A級電子頭脳内蔵のメイドロイド、アシガロイドに非常に関心を持ち理解力を持っていたからだ。
 この二勢力と比べて、この二勢力を合わせた実力を持つミロ・ナーガ国王のノーブル・ナーガ、に対しては、その努力と実力には敬意を持つが、あまり共感できなかった。たぶん、我輩の介入が無ければ、十年以内に、彼がムーロマ帝国を完全に滅ぼし、ムーローマ大陸を統一していたのに違いない。
 それで、我輩は、実力を隠さず発揮して、全長463m直径58mの反重力飛行船に乗ってナーガ市上空へ赴き、飛行船から降下した675�兮人囘啻�甲ロボット128体、従軍メイドロイド128体、アシガロイド1024体、と共にノーブル・ナーガに会見を申し入れた。
 豪胆で頭が切れるノーブル・ナーガは敵わぬと悟り、我輩と会見。
 我輩は、三国分立の計を提案し、10トントラック30両に積んだ300トンの純金を供与した。
 既にノーブル・ナーガが征服していたカイ大公国、アーサー・クラーク大公国の支配権も認めた。
 ホーク・ジョーの海賊共和国、ムローマ市、自由都市サー・カイへの侵攻は認めないが、モーリス大公国、ウェスト大公国、ホーン・ガンジー教団領への侵攻は阻止しないと約束した。
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