「オール沖縄」が「オールゼロ」に 現実の課題に向き合ってこなかった政治勢力の末路
沖縄考(62) 那覇支局長・大竹直樹
2026/2/11 09:00
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する「オール沖縄」勢力が崩壊の危機にある。8日に投開票された衆院選でオール沖縄の候補が初めて全敗。統一候補の擁立を断念した沖縄4区を含め全4選挙区で議席を失い、「ゼロ」になった。
「築城十年、落城一日」。結成から10年が経過したオール沖縄は総崩れとなった。どんなに時間をかけて構築しても瓦解(がかい)するときはあっけないものである。
玉城デニー知事は衆院選から一夜明けた9日、「高市旋風がぱっと吹いた感じだ」と敗因を語ったが、はたしてそうだろうか。「蟻(あり)の穴から堤も崩れる」というが、オール沖縄はあまりに「穴」を放置しすぎた。
沖縄2区では�狷睚境瓩�勃発。社民党を昨年離党した前職の新垣邦男氏が新党「中道改革連合」(中道)から立候補する一方、社民党は元職の瑞慶覧長敏(ずけらんちょうびん)氏を擁立し、「分裂選挙」となった。政権批判票や辺野古反対票を食い合った結果、いずれも落選している。
故・翁長雄志前知事が提唱した、辺野古移設問題以外は「腹八分、腹六分、場合によっては腹四分でも(折り合う)」も忘れてしまったのか。失礼ながら、オール沖縄関係者にそんな疑問をぶつけると、「おお、産経は分かってくれるか」と妙に感心され、「本質は何か。みんなが今、見失っている」と嘆いた。
「選挙互助会に落ちぶれた」(れいわ新選組の山本太郎代表)オール沖縄は、辺野古反対のワンイシュー(単一論点)ですら団結できなくなってしまった。
https://www.sankei.com/article/20260211-GPPEWJM4ANMGJNY67YFGTVO5CM/?outputType=theme_election2026
自業自得w
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