こんにちは、視察先で学んできたことを国立市政で活かす為に同僚議員との連携が重要と考えている石井伸之です。
本日は福祉保険委員会視察二日目を迎え、北九州市戸畑駅前にある北九州少年サポートセンターを視察しました。
少年サポートセンターは平成15年3月、少年アシストセンターからサポートセンターへ移行しました。
少年補導職員、少年育成指導官(警察職員)、少年相談専門員(校長先生OB)が連携する中で、各小中学校を回り、課題案件が発生した際には解決に向けて動くそうです。
福岡県には5カ所の少年サポートセンターが設置されています。
子ども達が人目を気にせず相談出来る場所として少年サポートセンターを設置しています。
特に教育行政や児童相談所、警察との連携を密に行う中で
「少年相談」「立ち直り支援」「広報啓発活動」「街頭補導」という4つの活動を行っています。
毎年150件の相談、7割が保護者からの相談で半数は非行問題で他には発達相談、SNS相談と続くそうです。
また、240人の大学生が少年警察学生サポーターによる学習支援を行っています。
社会奉仕活動、ドックセラピー、寺でのボランティア木魚を40分叩く、福岡県少年警察ボランティア協会との連携、野菜作りなど多岐に渡ります。
他機関との連携としては子ども総合センター、少年鑑別所、保護観察所と行われており指導主事の派遣を行っているそうです。
北九州市教育委員会学校教育部生徒指導課では、学校だけで問題解決が出来ない事例が増えているからこそ、学校だけで問題を抱えこまず、生徒指導に特化した教育配置を行っています。
その中で、専任生徒指導主事、別室指導、学校警察協議会が設置されていました。
学校に対して少年サポートセンターの周知、相談しやすい環境作り、いじめ事案の発生時対応、いじめ防止対策推進法に基づく対応、児童相談所法務少年支援センター他機関連携の強化が重要です。
少年育成指導官より特殊詐欺にしてしまった方の事例、6ヶ月に渡る支援について報告がありました。
その中で闇バイトを知らず組織に入ってしまい、組織から抜け出せない状況となり警察へ出頭することによって関係を断ち切る支援を行ったそうです。
また、深夜徘徊、不登校、警固公園(警固界隈、東京の東ヨコ)ここで知り合ったコミュニティから情報を得て、支援に繋げるという情報連携の縦横の広がりは特筆すべきものがあります。
いじめ対策委員会では、北九州市は過去にシンナーの乱用が激しい過去の状況があったことから、小学校高学年、中学、高校で薬物乱用防止教室を丁寧に行っているそうです。
福岡県地域における暴力団が全国一番の地域だったが北九州では対策が功を奏している。
裏アカ対策はSNSが怖いものと伝えることが大切で、SNS対策は警察より説得力のある説明や情報提供を行っている。
福岡県就労支援機構に加盟している企業に課題のある青少年雇用に向けて就労支援をいただいている中で、学校だけではやりきれないので、様々な団体との連携支援が必要との話は非常に説得力がありました。
話を聞く中で、とにかく警察との連携が強固に組み込まれており、この点は立川警察署と国立市教育委員会との連携がどこまで醸成されているのか?この点は国立市の大きな課題と感じました。
ただ、ここまで警察との連携が充実したということは、過去に大変厳しい猛烈な荒れた時代があり、最も多くの暴力団組織があったというこの地域特性の事情があったことに対して、想いを馳せなければなりません。
表だけの事情を斟酌するのではなく、光と影の事例を360度の視点から理解することが大切です。
昨日、奥田理事長からホームレス襲撃に遭ったホームレスが「我々を襲う子ども達が夜に帰る場所が無いことを考えて欲しい」と、言われていたことを思い出しました。
子ども達が非行に走る際に、家庭環境や置かれた状況、疎外感、寂しさ、同じ仲間を求める心、多岐に渡る慮る力が支援する大人に求められているように感じます。
佐藤一夫元市長からのエッセンスを市長室が受け継ぎ、国立市の人権平和行政に花を咲かせている状況を更に前へ進める為にこれからも努力して行きます。
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