<主張>立憲民主党 受け皿に選ばれなかった
2025/7/23 05:00
参院選で与党が過半数割れし、国民民主党や参政党が躍進するなど、政党をめぐる地殻変動が始まった。その波は立憲民主党や共産党にも及んでいる。
野党第一党の立民は政権与党への批判票の受け皿にならなかった。共産も議席減が止まらない。
広義の保守や中道の政党に票は流れた。左派・リベラル政党の退潮が始まったとみるべきではないか。
立民は野党第一党の座を維持したが、獲得議席は22議席で改選数と同数だった。
比例代表の得票数は739万票で、投票率の上昇もあって、3年前の前回参院選より62万票増やした。だが、同じ700万票台の国民民主、参政両党よりも少なく、野党の中で3番手に甘んじた。
社会党から民主党、立民などに至るまで野党第一党は、政権与党に対する批判票の受け皿になってきた。
その構図が崩れた理由の一つは、厳しい安全保障環境だろう。日本の独立と繁栄の基盤となる安保政策が非現実的では、有権者の支持が集まらない時代になった。
いまや日米同盟の基盤ともなっている日本の集団的自衛権の限定的な行使に関し、立民は賛成の立場を表明していない。
5年間で総額43兆円の防衛費に対しても賛成してこなかった。対中抑止力の向上に熱心だったともいえない。
立民は家族の一体感を損なう選択的夫婦別姓制度の導入に積極的だったが、石破茂首相に愛想を尽かして自民から流出した保守層が、立民を選ばない一因となった。
立民は民主の流れをくむ政党だ。民主の結党には多くの社民党議員が加わった。社会や社民と関係が深かった自治労や日教組は立民を支持している。
左派の体質を引きずっている以上、有権者の支持は広がりようがあるまい。
共産は、学界やメディア、公務員にシンパを多く抱え、議席数以上に日本社会に影響力を持ってきた。だが、比例代表の得票数は75万票減らし300万票を割り込んだ。
共産はいまだに綱領に自衛隊の解消などを明記している。いかに日本と国民を守り抜くかという発想が乏しく、退潮傾向は止められまい。
https://www.sankei.com/article/20250723-QTIOSYO2VJJXVKAQZ4QWJEVHZE/
まともな政策一つ作れない政党に政権を委ねる程、日本は呑気な状況じゃ無いですw
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