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2025年05月26日22:46

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今どきの人々にどこまで理解できるかな、「ババア」の奥に潜む「愛情」。

■独自【 毒蝮三太夫 】 89歳の本音 「ターニングポイントは立川談志」「人間も、散る前に色づいた方がいい」「愛想のいい・若者に愛される・若者に構われる…そういう年寄りをたくさん作りたい」
(TBS NEWS DIG - 05月26日 07:04)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=8325541
毒蝮三太夫(1936〜)と言えば、長くTBSラジオの公開放送で、集まった聴衆に対して「このクソババア」などと呼ぶなど、一見悪口めいた呼び方をしながら話を進める独特の話術で人気を集めて来た人で、歳は89、芸歴77年を数え、今ではYoutuberとしても活躍していますが、89歳となった今、これまでの人生や今後の展望についてTBSに語った、ですか。曰く、芸能界デビューは偶然の産物だそうで、大東亜戦争に敗れた後の「中学1年の時に子役を募集に来たのよ。それはマッカーサーが、戦災孤児が不良少年になるのを防ごうと『鐘の鳴る丘』というドラマを作ったわけだ。菊田一夫っていう人が。そのドラマの不良少年の役を学校に募集しに来たんだよ。その時に俺の友達が受けたんだけど、そいつが落っこっちゃって俺が入っちゃったんだよ。」だそうで、それから日テレの「笑点」の放送が始まった昭和41年頃に話が飛び、ウルトラマンシリーズの「ウルトラ警備隊」の隊員役で人気となった最中、人生の転機となったという立川談志との出会いがあったとか。
「『寄席の世界来いよ』って、7年も俺を口説いた。『俺たちの世界来いよ』って。『俺の番組出ろよ』って言うんで笑点に出たのよ。それも『座布団運び』。やりたくないよあんなもの。ウルトラ警備隊で地球を救ってんだよ。それがなんで、円楽の座布団運ばなきゃならないのかって。『やだよ』っつったら。『でもやってみろよ』と。」と、当時の石井伊吉が「笑点」の初代座布団運びを務める事となった経緯を明かし、そのうえで、「お前は役者よりも1人で喋った方がいいんだ。一人喋りをやれよ。スタンドアップコメディアンになれよ」と声を掛けていたとか。毒蝮三太夫はこうした言葉に背中を押されたそうで、「彼がいなかったら今仕事してないよ。90歳近くなって俳優の仕事なんて無いよ」「名プロデューサーだったね。あんな嫌なやつはいないよ…でも、長く付き合えば、こんなにあったかくて、こんなに江戸っ子で、人情深いやつはいなかった。今は分かるね…。」とか。「笑点」の開始当初は「石井伊吉」を名乗っていた中、突然、「毒蝮三太夫」という名前がつけられた印象があります。記事によると、その名付け親は立川談志だそうで、「お前、怪獣に負けないような名前で『蝮』って付けよう。蝮はみんなに嫌われてるからちょうど良いよな」と提案されたとか。そう聞くと、そう命名されると抵抗を感じそうな「毒蝮三太夫」で、運が開けたのでしょう。
その後、主な活躍の場はラジオとなり、「毒舌」で人気を集めます。TBSラジオの関東ローカルの公開放送で、首都圏の郊外の駅前商店街や住宅地のスーパー等の軒先でのオンエアが主で、集まった聴衆に「クソババア」と呼ぶなど、良く言えば「軽妙洒脱」なトークで人々を愉しませる番組でした。
「別に相手を軽蔑したり、バカにして言ってるんじゃないんだ。俺にとっては日常な言葉だった」と語り、浅草・吉原で戦後を過ごした経験から、「『おばあさん』なんて言ったって返事しねえんだよ。」「『うるせえな、このババア』って言うと『なんだこのガキ』つって」「そういうところで育ったから、乱暴な言葉って思ってなかったんだよ。」と、初期を回顧しながら話していますが、今どきの人々、主には若年層にどこまで、この悪口めいた呼び方の背後にある「愛情」を理解できるか、なかなか難しいのではと思います。
89歳を迎え、「終活」という言葉が嫌いだとも語ります。「終わりっていうのが嫌なんだよ。『もう残り少ないの、ちゃんとやってくださいよ』って言われているみたいだから」だそうで、「俺はね『秋』に『心』って書いて、『愁う』という字の『愁活』(しゅうかつ)にしたらいいかなと思ってんだよ」と、代わりに『愁活』という言葉を提案。その理由は、「秋は色づくじゃん。草木が。もみじ、紅葉。いずれ散っていくよ。散っていくけど、散る前に色づくだろ?だから人間も、散る前に色づいた方がいい」「愁いがあって、色がある、人生の最後にしたい」とか。そのうえで、これからの高齢化社会について「『俺は年寄りだから言うこと聞け』っていう年寄りは、もう古い」と指摘。「愛想のいい・若者に愛される・若者に構われる…俺、そういう年寄りをたくさん作りたい」との意欲。「80歳、90歳になれば、色んなところが痛くなったりして、構ってもらわなきゃならない。だから『構ってあげたい』ような『素敵な年寄り』、そういう見本になろうと思ってるんだよ」とか。また、「年寄りの話を聞くと、とっても役に立つ。年寄りは良いこと言う」と主張。「年寄りが1人死ぬと、アフリカではね、『図書館が1軒焼けたのと同じ損害を与える』っていうんだから。図書館1軒分だよ。そのぐらい年寄りは知恵を持ってるんだよ」「だから、その年寄りを今活用してください。聞いてくれるだけで、年寄り喜ぶんだよ。それで元気になるんだよ。」と語りました。
しかし、何とも行動的で、老いを感じさせない老人だなと、この記事を通して感じました。
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