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2025年05月06日11:16

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良かれと思っていたのが…?

久しぶりの投稿。
それは「良かれ」と思っていたのが「まさか…?」という話。
加えて若い頃からの憧れと遂に訣別、そして新たな面白味が加わった、というあれこれ。

その詳細は写真にて…。


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我が家の Listening Room の音響対策(Flutter Echo を撲滅)においては素晴らしい効果を得られた Whisky Rack なのだけれど、これに収まらない Bottle は増える一方であった。
そこで Bottle Layout を見直し、7本並びの棚板は掟破りの9本並びに変更。
しかし、これだけで音は変わってしまう。
Merit も有れば Demerit も有るという悩ましい状況である。


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そこで Wave 状だった Bottle の並びを改め、大きな弧を描くような並びに変えてみた。
これだけでも音は変わった。
Flutter Echo を目覚ましく減衰させてくれたのは変わり無いのだけれど、これが Best な状態とは思えない。
変更による Demerit よりも Merit の方が上回っていたので、当面はこれで様子見としよう。
たったこれだけの事で音響特性は変化してしまうのだから「Audio ってぇ〜のは恐ろしい」を痛感させられる。
また後日、この Bottle Layout だけでも Best を求める(辛い作業の)Cut & Try が始まるであろうよ。
苦行の先にある幸せを求め…、とあらばもうこれは宗教の領域なのか…?


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ついでに Rear Speaker の Layout も見直してみた。
普段はほとんど鳴らしていないが、Live ものでは素晴らしい音場空間を得られるので(邪魔だけれど?)捨て難い存在。
見直した結果は大変に良好!
いいね、いいねぇ〜。
Live 会場での拍手や歓声が更に Real で雰囲気は抜群に向上したぞ。


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Listening Room の AD Rack に収まるのは Jazz の AD のみ。
これが1,200枚位上も有ると「買ったきりで聴いてないぞ」も多々だったりする。
なのでここ最近は毎晩であれこれを聴きまくる日々。
合わせてお気に入りも聴くのだけれど、これまで「ん…?」と疑問に思っていた事が「これはおかしいぞっ!」と確信に至ったのだ。


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それは我が家の Speaker System に乗っけていた奴。


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それまで「良かれ」と思っていた Wind Bell の “WB-30” が、実は耳障りの原因になっていたのだ。


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本来は Audio 機器の Insulator(足)である、これ。
写真のように Speaker System に乗っけてやると Passive な Mechanical Tweeter になるというので試してみたらば「これは素晴らしいぞ!」で感激し、それ以降も使い続けてきた。
しかし、これが「素晴らしいぞ!」に至るには条件が限定される事に漸く気が付いたのである。
昔ながらの Analog Tape での録音とあらば概ね好感触なのだけれど、Tape で録音しない Direct Cutting とあらば「猛烈に耳障り」になってしまうのである。
近年の Digital 録音ものや CD でも駄目!
理由は解らないが、駄目なものは駄目なのだよ。


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Pioneer “S-7A�供� でも同様。


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乗っける場所を変えると効果も変わるのは面白かったけれど、駄目なものは駄目なのだよ。


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一方、JBL の “L56” は常にこれを乗っけていた方が良いという結論に至る。
ん〜〜〜。
何故なのだろう?


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我が家の Listening Room では、この JBL “L56” だけが「木っ端くずを集めて固めた板」で造られた Enclosure の Speaker System である。
昔から JBL というのは(MDF を含む)Particle Board が大好きのようで、板材にも吟味を重ねる日本の Audio Maker とは考え方に大きな違いがある。
その昔、Made in Japan の「山水」箱の JBL の方が良いというのも頷ける話。
なので、この “L56” も「Enclosure は自分で新たに造るぞ」を何度と頭を過ったことか…。
中学生の頃から JBL という Brand に憧れ、高校入学を前に初めて聴いた JBL が “L40A” だった。
Range は狭くも Jazz や Rock には「持って来い」の躍動感に富んだ、初めて聴いた JBL の音に一目惚れならぬ一聴惚れした記憶は今も鮮明に覚えている。
後に “L40A” の後継機であった “L56” の極上中古品(Woofer の Edge は合成 Buckskin に交換済み)を手に入れた。
内蔵の Network は私の手で Refresh し、”4401” にも搭載された Tweeter “034” にも手を加えたらば驚く程に Quality Up!
そして Setting も煮詰めれば “4343” をも凌駕する伸びと量感の Low End をも得る。
我が家へ訪れる JBL 好きの友人達が泣いて喜ぶこの “L56” なのだけれど、今は「違和感の塊」である。
他の JBL とは比べ物にならない High Speed な音の “L56” にまで仕上がったけれど、やっぱり JBL であってとにかく鈍臭い音で終始する。
これを「劣悪録音盤に専用」で使ってきたけれど…。
Piano はまるで Cardboard(段ボール)で造られたかのような酷い音色、女性 Vocal はどれも(松任谷由実の如く)まるで蓄膿症を患っているかのような酷い声、JBL の多くに共通するそれをどうしても打壊するには至らなかったのである。


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中学生の頃から憧れた JBL の Speaker System 。
今や JBL 好きの友人達が泣いて喜ぶにまで仕上がった我が家の “L56” だけれど、訣別の時が来たようだ。
聴いて「うんざり」されられるようでは駄目なのだよ。
JBL が奏でるのは「Audio での音」であって、それに「Real な音」を求めること自体が間違っていた。
そんな「Audio での音」でしか鳴らない JBL にはもう「うんざり」してしまったのだ。
憧れだけでは己の好みの音で聴けない。
最善化を試む数々の手を加えようと、駄目なものは駄目だったのだ。


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そこで、定年退職してからと思っていた作業を前倒しに至る。
DIATONE の “P-610MB” + “KB-610M” と入れ替え作業を思い付きで敢行してしまったのだ。


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’96年に「DIATONE 50周年記念」として数量限定で販売された Full Range “P-610MB” と、これに専用設計の Enclosure “KB-610M” との組み合わせ。
これも一聴惚れしてしまい、この組み合わせを 2 Pear に加え、“P-610MB” 単品をもう 1 Pear 保有していたのである。
発売当時の価格は…
 P-610MB:¥10,000(1ケ)
 KB-610M:¥40,000(Pear)
…なので Pear では ¥60,000 だったけれど、今はその倍の価格で取り引きされているのを散見する。
先代の “P-610DB” の Edge は Polyurethane 製だったので、ほっといても加水分解してぼろぼろに劣化してしまったけれど…?
この “P-610MB” の Edge は合成皮革(Buckskin)製に改められ、性能も使い勝手も大幅に向上しているのが美点。


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Enclosure の “KB-610M” は残念なことに JBL の如く「木っ端くずを集めて固めた板」で造られたもの。
ならば…?
JBL “L56” と同様にこの Wind Bell の “WB-30” も有効なのではないかと…?


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軸上正面 1m での音には正直なところ「がっかり…」であった。


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ところが、鳴らし込むほど凄まじい展開に…。
JBL “L56” と同様に「劣悪録音盤に専用で」と思っていたのだけれど…?
軸上正面 1m での音と、Listening Position で聴く音とでは大違い!
それはもう「嘘だろ?」なくらいに…。
驚く程に、いや恐ろしい程に雄大な音響を齎すではないか !?
とてもとても直径 6.5inc(16cm)の Full Range を1発とは思えないそれは、この私の度肝を抜いてみせた。
まるで直径 12inc(30cm)の Woofer による大型 3way かのような鳴りっぷりなのである。
流石に Low End は伸びも量感も JBL “L56” には及ばない。
けれども音楽性は圧倒的にこの小さな DIATONE が圧勝。
“P-610MB” って、こんなにも Quick Response だったの? …と驚き連続で、鈍臭い JBL では再現が不可能な Hi-Fi ぶりには万歳をしたくなっちゃったもんだ。
あの Wind Bell “WB-30” が有るのと無いのも大違いで、“WB-30” が乗っかると上質な Tweeter を追加したかのように高域は綺麗に伸びる。
Piano がいい!
Vocal もいい!
軟な Enclosure による BassReffex とあって低域はやや鈍臭いけれど、JBL “L56” と比べたらば Ultra High Speed な低域再生だよ。
ん〜〜〜、不思議だ。
どうしてこうも雄大に鳴るのだろうか?
JBL “L56” が乗っていた Stand にそのまま「ぽん置き」しただけなのに…。
やはり、これも我が家の Listening Room ならではの事なのだろうか?
JBL “L56” はあの “4343” をも凌駕する低域再生に至った。
そうとあらば、直径 16cm の Full Range 1発でも怒涛の雄大さで鳴ってくれるという環境(条件?)にある、ということなのだろうか?
小さな見た目、なのに実際は雄大な音という Gap が頭脳で合致せず、ただ困惑…。


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音像、音場空間も「何じゃ、こりゃ?」に至る。
Daryl Hall & John Oates の最高傑作、’81年の Album “PRIVATE EYES” の A-3 に収まる “I Can’t Go For That(No Can Do)” は誰もが知る Pop Rock の名曲。
しかし、これの音像と音場空間が頓珍漢なのも有名な話。
これを我が家の小さな DIATONE で聴くと、Daryl の Main Vocal は写真の Whisky Rack の右上に…。
John と Charlie(Sax.)による Chorus は、前後でいうと Whisky Rack の中央、これが左右で上部に音像が定位する。
つまりは Daryl が左上の天井に、Chorus は左右で真横の天井から聴こえるという「何じゃ、こりゃ?」な展開に至るのである。
もちろん Rear Speaker は鳴っていない。
眼の前の小さな Full Range が1発だけなのに、左右で真横から音が聴こえるという(不健康な?)音場空間には驚愕。
もう我が家の Listening Room は「不思議の世界」である。


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軽量級の Enclosure なので重りを追加したらば…?
低域は更に力と Speed を増し、不要な音が一気に減った。
いいね、いいねぇ〜。
こうなったからには、この “P-610MB” の Enclosure も自作したくなってしまうではないか。
Full Range 1発という中域の素晴らしさはそのままに、Low End は伸びも量感も「うわっ… !?」なくらい雄大に…。
あぁ〜、妄想が始まってしまったぞよ。


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JBL “L56” を退任させたのは大正解だった。
そして気が付けば…?
Back Loaded Horn “D37” 用の Sub Woofer を除けば、どれも最大口径は 6.5inc(16cm)になってしまった。
やっぱり「Real な音」を求めるとなると「こうなってしまう」のであろうか?
Speaker(Unit)というのは、六半に始まり、六半に終わる。
その「六半」とは直径 6.5inc を意味する。
そんな昔からの格言に納得するのも多々という昨今の私である。
以前の投稿にも記したとおりで、我が家の Listening Room の音響は自画自賛の領域。
けれどもまだまだ発展途上にあり、やりたい事どころか、やらなければならない事も山積の状態にある。
どんだけ高額の高級品であろうと、部屋の音響が駄目ならばもう台無し。
私はそういう環境に数えきれない程にお邪魔し、数えきれない程に「残念」な思いをしている。
だから、私は自分の Listening Room に妥協はしない。
B級 Audio の集まりであろうと、その環境次第で自画自賛に至るを身を以て体験しているのだから尚更なのである。
まさか、この小さな DIATONE がこうも私を驚愕させてくれるとは…。
また新たな面白味が加わったではないか。
当面は、この小さな DIATONE の更なる Quality Up にも注力したい私である。
己の理想を求める努力はいつか報われる。
失敗だった試みは、真逆の方向に新しい可能性がある。
お金ではない。
知識と経験の積み重ね、失敗を恐れない努力、そして的確に Judge する豊かな感性があれば、Audio というのは年老いても遊び続けられる生涯趣味であると私は思う。
さぁ〜て、お次は…?
またも Whisky Bottle の Layout を見直しから、かな?
世間様からすれば阿呆っぽい作業であろうとも、私には「凄く変わっちゃうの!」なのだから…。
時には苦痛も伴う。
阿呆っぽいどころか、阿呆そのものだよね。
でも、阿呆は阿呆なりに楽しいのである。
だって世の中は「楽しんだ者 勝ち」だろ?
とことん(苦痛をも?)楽しもうぞ!

これをご覧になられた Audio 好きの皆様も、どうぞ Wonderful Audio Life を…。

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