mixiユーザー(id:18612909)

2025年03月13日20:48

39 view

Mt.T by 星野リゾート:旧谷川岳天神台スキー場(review by AllskiresortsJp)

今回紹介するのは群馬県のMt.T by 星野リゾート(旧谷川岳天神台スキー場)。
フォト

このスキー場は谷川岳の上の方にあるスキー場で、メインゲレンデに行くにはロープウェイで移動する必要があります。
フォト

フォト

谷川岳はこのエリアの名峰で、今回は天気もよかったためかロープウェイの乗客の大半は登山家でした。

ロープウェイに乗ると標高1490mのこのメインゲレンデに移動できます。
ロープウェイの山頂駅の隣にはレストハウスがあり食事の提供もある様です。
フォト


メインゲレンデのゲレンデボトムからの正面像はこんな感じ。
フォト

フォト


ゲレンデについてすぐに真正面に威風堂々の谷川岳山頂が見えます。
フォト

山頂部が猫の耳みたいに2箇所盛り上がっているのが分かると思いますが、それぞれ向かって右からトマの耳とオキの耳という名称だそうです。
水上エリアや湯沢エリアから見る谷川岳はきれいで白い山でしたが、近くで見ると全然雰囲気違いますね。

このスキー場には3本のペアリフトがありました。
コースマップはこんな感じ。
フォト

第2リフト(405m)から滑れる高倉山コース、第5リフト(256m)から滑れる平左、平右コースは圧雪バーン。
特に高倉山コースは気持ちよくカービングも練習できるような中斜面で、横幅も十分ありました。
フォト

フォト

滑走方向には谷川岳も見えます。

平コースは狭めの緩斜面で距離も短く、一番初心者向けのコースでしょう。
フォト

ただ、このスキー場をわざわざチョイスする初心者は少ないと思われます。
しかし滑走方向には朝日岳や笠ヶ岳が綺麗に見え、眺望は良いと思います。
フォト

向かって左側が笠ヶ岳、右側が朝日岳ですね。
山好きな方にはたまらないスキー場でしょうね。

第4リフト(428m)からは峠裏コースという圧雪バーンと峠正面という非圧雪コースの2つのコースが滑走可能。
第4リフトを左に降りる峠裏コースからはみなかみの小さな町が見えます。
フォト

圧雪されている幅はそこまで広くなく、左右には大きく脇パウが広がっています。
フォト

遊べる壁もあり、高倉山もスキー場管理区域外が雪崩れているのも見えますね。
フォト

不用意に管理区域外で滑るのは絶対止めた方がいいでしょう。

峠表コースは全面非圧雪コースです。
フォト

今回は大量降雪直後ではないので新雪は食い荒らされています。
峠表コースには第4ペアリフトを右側に下りると行けます。
フォト

途中まで圧雪バーンとなってますが、そこから右側に好きなところから非圧雪エリアにドロップインできる自由な造りです。
もちろん危ない所はロープ規制されていますが。
最後までその圧雪箇所を滑って行くと、スキー場管理区域はここまでよ、っていう看板。
フォト

ここより奥には入山届を出して、歩いて登っていく感じとなります。
滑走日にも多くの登山家が来てました。
そしてこちらが峠表コースの非圧雪部分。
フォト

今回は大量降雪後ではなかったので新雪は食い荒らされていましたが雪質は悪くなかったので、大量降雪直後ならかなり楽しいコースのはず。
パウダー好きのボーダーで賑わうでしょう。

最後にこのメインゲレンデから下山する方法はロープウェイで下山するか、下山コースの田尻沢コースを滑って帰るかとなります。
田尻沢コースの入口には看板が立っていて、そこが入口であること、上級コースであること、なぜか「川に落ちます」という警告まで書かれていました。
フォト

正確には「調子に乗ってコースアウトしたら川に落ちるかも」って事であり、このコースに入ったら川に落ちるわけではないです。

このコースは上級コースとなっていますが、圧雪も一応されている箇所がありそこを滑れば難なく滑って下りられますよ。
フォト

フォト

ただし、圧雪路を外れるといくらでも新雪はあり、ロープウェイ乗り場に至るまでの全てのエリアがコースという扱いのため上級なのでしょう。
沢の形になっている箇所を通ってロープウェイ乗り場まで2km近く滑って帰ります。
フォト

メインゲレンデと違って雪崩箇所以外はロープ規制などはほぼありませんでした。
圧雪してあるCATロードとCATロードの間をショートカットして滑るぐらいなら安全だと思いますが、視界不良の天候だと勝手に滑ったら確かに川に落ちるかも。
フォト


このスキー場は大量降雪直後以外のタイミングで行くと、どうしても圧雪バーン以外の非圧雪エリアはあまり気持ちよくないですね。
他のスキー場の雪質が悪化し始めた頃、このスキー場は標高が高いので、まだ雪が生きている可能性はあるのでそういうタイミングを狙うのはありかもしれません。
ハイシーズンには火曜日と水曜日が定休日でありますから、その時期に大雪が降ったら木曜日に滑ると大量の新雪を取れる可能性も高いですね。

広大なパノラマが売りですから晴れた日に訪れるのが一番のオススメです。
特に山好きや山スキー好きにはたまらないスキー場ではないでしょうか。
スキー場の視界は良くても谷川岳山頂が曇っているということはよくありますから、天気予報では谷川岳の天気もしっかりと確認していくといいでしょう。
星野リゾートに経営が移ってから1日券はロープウェイ料金を含んで9000円に値上げされています。
安くはないので行くなら思いきり楽しめるタイミングを選びたいものです。


0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する