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2025年02月14日19:56

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戸狩温泉スキー場(review by AllskiresortsJp)

今回紹介するのは長野県の戸狩温泉スキー場。
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長野県と新潟県の県境に位置し、すぐ近くには野沢温泉スキー場もあります。

コースマップはこんな感じ。
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このスキー場は西側のペガサスゲレンデと東側のとん平ゲレンデでエリア分けされています。
しかし滑ってみた感じでは山頂部エリアと山麓部エリアで考えた方が全体の雰囲気がつかみやすいと感じました。

ゲレンデボトムにはセンターハウスがあり、
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食事の提供もある様です。
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ゲレンデボトムからの正面像はこんな感じ。
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広大な緩斜面と食い荒らされた脇パウが見えますね。
これは山麓部エリアです。

前日は吹雪で、山頂部エリアは閉鎖されていたので山頂部は新雪が大量に残っていることが予想されます。
まずはビートルクワッドで山麓部エリアの上部までのぼり
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山頂部に通じるラビットクワッドを目指します。
その途中にある巨大な非圧雪エリア。
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これが朝一集団みんなが目指すジェットコース。
ファーストトラックを狙うならリフトが動く前に並ぶ必要があります。
ラビットクワッドで山頂まで登り
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リフトを降りて左側に進むとジェットコースです。
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いきなり正面に絶景が現れますが、まずは正面の非圧雪に急いで飛び込みます。
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完全な面ツルだったバーンにシュプールを刻むことが出来ました。

ジェットコースは横幅も十分で距離も十分(750m)な急斜面非圧雪。
リフト稼働前から並んでまでファーストトラックをとりに来るジャンキーたちがみな一様に奇声を上げて滑るコースですね。
今回のように大量降雪直後の朝一は天国ですが、それ以外のタイミングでは地獄のコースとなるでしょう。

ここでファーストトラックをとったらすぐにもう一つの非圧雪、ラビットコースに向かいましょう。
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ここはジェットコースほどの距離はありませんが、十分な幅と斜度があって1本目は最高に気持ち良いですよ。
バックカントリー水準のシュプールを残せます。
しかし両コースとも、せいぜい快適に滑れるのは2本目ぐらいまでですね。
これらの非圧雪を滑った後もラビットクワッドに戻るために通る林間コース、これも他のスキー場によくある林間コースではないです。
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十分な幅の圧雪中斜面でカービングするもよし、大量の脇パウを荒らすもよし。
非圧雪をとった後も楽しみは続くでしょう。

上級コースが荒れてきて滑りにくくなったら山頂部のとん平エリアに移動しましょう。
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この圧雪されている中斜面が城山コース。
ボーダーならこんな日には右側にある大量の脇パウを潰しましょう。
斜度のある脇パウで非圧雪の壁とかもあって当て込むとバックカントリー気分です。

とん平エリアに来たらとん平第1ペアリフトに乗って
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次の非圧雪コース、チャレンジコースを目指しましょう。
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すでに何本か他のお客さんが滑った後がありますが、まだまだいくらでも新雪はあります。
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ここは距離が250メートルと短いし、滑り終わった先には安全な圧雪バーンがあるので思い切って突っ込んで大丈夫です。
ならの木コースを通ってリフトに戻ります。
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ここも絶景の圧雪緩斜面ですが、やはり他のコース同様に大量の脇パウがあり潰し放題でした。

そしてコースマップには載っていない自己責任エリアがとん平エリアにはありました。
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これはみはらしコースをコースアウトし、コースマップで言えば一番右のエリアになります。
そこの坂をハイクアップするときれいな非圧雪エリアにドロップできます。
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滑れるだけで帰りの搬器がないので地獄なんだけど、滑っている最中は気づきません。
そのまま進んでいくと一部圧雪してあるもののその他は全面非圧雪のエリアに突入しました。
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しかも滑走痕はほとんどなく独り占め状態。
その時点で若干怪しいと思いながらも下までつかの間の天国を楽しめます。
1kmぐらい非圧雪を滑れたんじゃないかな。

このエリアで最後まで下りて気づきましたが、登るリフトがないんです。
どうやらここは戸狩温泉スキー場の旧コースみたいですね。
今はリフトは全部撤去されて、スキー場のコースとしての機能は残されていません。
コースマップをよく見れば分かるのですが、右下のエリアはリフトない。
初めての経験ではありませんが、これは地獄です。
自己責任エリアの看板は見ましたが、「ここを滑ったら帰れません」の注意も欲しかった(笑)
結局、15分ぐらいペンション街を歩いてリフト乗り場まで帰りましたよ。
そしてその後に気づきました、無料のシャトルバスが一応走っていることに。
大変素晴らしい経験をさせてもらいました。

最後に山麓部エリアも滑走してきました。
ビートルクワッドを下りて右側に行くとあるイモハコース。
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幅広の斜度が強めの中斜面です。
カービングの練習に良いと思いますが、このエリアは初級者が多くあまり利用されていませんでした。
脇パウもありますが、どう見ても山頂部のエリアの方が雪質は良いのであえて入らなくとも良さそうです。

あとは山麓部はどこも斜度の緩い初級コースですね。
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スノボデビューの大学生が大勢練習してました。

このスキー場のターゲットはパウダー好きの廃人と初心者や子供達だと思います。
眺望も素晴らしいですね。
滑走方向に基本的に飯山の野沢温泉の街と野沢温泉スキー場、今は営業してませんがいいやま北竜温泉ファミリースキー場跡が見えます。
眺望を楽しみたければ快晴の日に、パウダーを楽しみたければ大量降雪のあとの平日にパウダーボード持って朝一でリフトに並びましょう。
平日でもお客さんはある程度いますので、休日だと新雪争奪戦は熾烈でしょう。

またお気に入りのスキー場が一つ増えました。


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