ひらや高原スキー場(review by AllskiresortsJp)

今回は長野県のひらや高原スキー場へ。

寒波が来ているタイミングなので、寒波の影響を受けにくいこのエリアで滑ってきました。
治部坂高原スキー場と同じ道路沿いにあり、車で10分位の距離しか離れていません。
それでも両者は美味く棲み分けが出来てました。
治部坂は競技志向のカーブマンが、ひらやは初級者と子供が主なターゲットであり、客層はかぶってませんでした。

ひらや高原スキー場は400メートルぐらいのペアリフトが2基とムービングベルトが2基のコンパクトなスキー場です。
コースマップはこんな感じ。


ゲレンデボトムにはセンターハウスがあり、

食事の提供もある様です。


ゲレンデボトムからの正面像はこんな感じ。

第1ペアリフト乗り場に向けて全コースが集まってくる造りですね。

ゲレンデ自体が小さく、2本のペアリフトがありますがほぼパラレルなので第1ペアリフトだけを動かして運用されていました。

それでも全コースがカバーできるので問題はなさそうです。

コースはA〜Dまでの4コース。
どのコースも開始地点と終点が同じなので、距離や斜度に大きな差はありません。
AコースとDコースはやや大回りなので若干B、Cコースより斜度が緩いですが、どのコースもしっかりと圧雪してあり難易度は低いと言えるでしょう。

大回りのAコース。

超緩斜面でスピードは出ません。
コース間には壁がありますが、雪が薄いためか誰も当て込んだりしてませんね。

Aコース下部にはムービングベルトがあり、リフトに乗るのも難しい子供や初心者はここで練習することも出来ます。


メインバーンは１番幅広のBコースですね。

出だしの斜度はちょうど良いのですが、中盤に上り坂があって最後は緩斜面となるので気持ちよく滑れる距離は短いですね。

Cコースが１番ターンの練習には良いと思いますが、ここもやはり距離が短いですね。

Bコースと違って斜度が途中で緩くならないので１番スピードが出るコースです。
両サイドに壁がありますが、誰も入った形跡なし。

ストイックにターンを練習したいなら治部坂の方に行くべきでしょう。

各コースの境目には当て込めそうな壁がありはするのですが、なにぶん雪が薄いのでブッシュが隠れている可能性は大きいですね。
大量降雪には期待しにくいエリアなので仕方ないですが。

そのかわり初心者や子供が安全に練習できるエリアは充実しています。
初心者はAコース沿いのムービングベルトで練習できますし、ソリ遊びや雪遊びがしたい子供には別エリアにキッズパークもあります。

スキーやスノボデビューにちょうど良いスキー場だと思います。
平日だとリフト券も安いしね。