Wカップアジア最終予選 グループC 第6節、日本代表は、アウェーの中国戦を3対1で勝利した。通算成績5勝1分0敗、Wカップ本選出場へ大きく前進した。
■森保ジャパン 3-1で中国に快勝!小川2得点、板倉のゴールで代表記録更新の27試合連続得点、年内ラストマッチを勝利
(TBS NEWS DIG - 11月19日 23:17)
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11月19日(火曜日)
今回はサッカー関連の話題である。現在世界では2026年のWカップ予選が行われている。ヨーロッパ大陸に限り、現在は第4回2024-2025 UEFA NATIONS LEAGUEを開催している。Wカップ予選は、2025年3月からの開始予定、出場資格停止のロシアを除き、UEFA加盟54カ国が、16の枠をかけて争う。レベルの高いヨーロッパ予選は、出場枠を巡り、白熱した展開が予想される。
前回サッカー関連日記 2024年8月9日開催 パリ・オリンピック 男子サッカー・決勝戦 スペイン 対 フランス戦レポート
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<ヨーロッパのミニ国家 サンマリノ代表チームが、快挙を果たす>
写真=サンマリノ共和国の簡易地図 掲載元 イタリアingより
http://italying.zening.info/san_marino/index.htm
サンマリノといえば、イタリア半島のミニ国家、人口は2023年時点で3万3881人、面積61km² 東京都の世田谷区ほどの広さにとどまる。国防は全てイタリア共和国が担い、消費税は0%、町の主要産業は観光を中心に、切手やコインの発行である。EU未加盟ながら、通貨はEUROを採用した。気候は暖温帯に属す。夏は気温が上がるものの、湿気は少なく、からっとしている。冬は比較的温かいものの、降水量は多い。アドリア海からの距離23kmながら、丘陵地から山岳地帯まで跨る。日本と同じく、地形は険しい。最高峰の標高731mのティターノ山は、冬場雪が降ることも多い。国内では、小麦の栽培や牧畜も盛んに行われている。首都はティターノ山の西斜面に面したサンマリノ市、面積7.09 km²。人口4061人(2022年)、国内最大の都市は、カステッロ(基礎自治体)の一つセラヴァッレに属するドガーナ、基礎自治体セラヴァッレの人口1万601人、サンマリノ市から北へ5kmの距離に位置する。
写真=サンマリノの国旗 掲載元 ヨーロッパ史入門
https://europa-japan.com/symbol/national-flag/entry4815.html
写真=イタリア半島の中からサンマリノ共和国の位置関係 掲載元 SAMMARINSE 2018年7月1日付
https://www.sammarinese.org/post/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%8E%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6-%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%91
国旗は、イタリア統一翌年の1862年に制定した。背景の白と青はフランスで王政を打破した革命軍がかぶっていた帽子の色に由来する。もう一つの説は、雪化粧した真っ白のティターノ山から見渡した紺碧の空と真っ青なアドリア海を差す。紋章は主権を表す王冠。実際は王が存在したことも、他国に征服されたこともない。王冠を支えるのはシンボルとなるティターノ山の3つの峰と砦である。
紋章の下に書かれている文字はイタリア語で「LIBERTAS」、日本語に直訳すると自由を意味する。
2022年には、横浜市中区みなとの見える丘公園内の山手111番館にて、サンマリノのクリスマスの装飾が行われていた。
日記 2022年12月22日 �� みなとの見える丘公園内 山手111番館 Aメロの歌詞続く より
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1983990704&owner_id=32437106
同国を詳しく知る人は少ない。ミニ国家ながら、独自のサッカー協会を持ち、Wカップ予選やEURO予選を戦う。5チームないし6チーム一組になる同予選で、サンマリノ代表の成績は、軒並み最下位にとどまっていた。負け続けることにより、モチベーションの維持が難しくなる。国内にもちろんプロリーグはない。選手の職業は、銀行員や歯科医師、会計士など多岐に渡る。
弱小国に追い風となったのは、UEFA加盟国ノルウェーサッカー協会が提案したネーションズリーグの立ち上げである。第1回は2018−2019シーズンから始まった。同リーグは、2年ごとのサイクルで繰り返され、リーグAからリーグDまで、レベルに応じて、各国を振り分ける。リーグAからリーグCまで、それぞれ16チームが属し、4チーム×4組に別れ、リーグ戦を行う。リーグDに限ると、3チーム×2組に別れて戦う。
最新のFIFAランキングで最下位となる210位のサンマリノは、第1回から第4回大会まで最もカテゴリーが下のリーグDに属している。
第4回2024−2025シーズンにおいて、同国は過去の成績を覆す活躍ぶりを示した。ホームの開幕戦、後半8分に、19歳のニッコ・センソリが先取点を挙げると、守りに徹する。虎の子の1点を守りきり、リヒテンシュタインを相手に1対0で下した。センソリはわずか代表4試合目、初ゴールである。昨2023−2024シーズンは、セリエDのサンジュリアーノ・シティに所属していた。今季2024-2025シーズンは、ミニ国家内のカンピオナート・サンマリネーゼ(サンマリノ1部)のサンマリノ・アカデミーでプレーする
写真=ゴールを上げたニッコ・センソリ 掲載元 超サッカー 2024年9月26日付
https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=471379
2004年4月の国際試合に今回と同じリヒテンシュタインに勝利して以来、過去20年間、国際試合0勝5分171敗と惨憺たる成績だった。同チームは、未勝利記録を176試合で止めた。20年ぶりの勝利へ向けて、着々と強化を図っていた。2024年3月に中米のセントクリストファーネイビスと2試合戦った。1分1敗の成績だったものの、勝ち点1獲得は1年半振りだったのである。
ネーションズリーグの第2節アウェーのジブラルタル戦は1対0で破れた。第3節、ホームのジブラルタル戦では、後半ロスタイムにPKで貴重な同点ゴールを挙げて、1対1で引き分ける。
11月18日、最終第4節、リーグCの昇格をかけて、アウェーの地でリヒテンシュタインと戦った。一点ビハインドで迎えた後半に3点をとり、そのまま逃げ切りに成功した。ネーションズリーグ2勝目、国際試合通算3勝目をもぎ取った。イギリスメディア『BBC』によると、アウェイゲームで勝利したのは史上初となる。もう一つ、公式戦での1試合3得点、逆転勝利も初の快挙だった。4試合の通算成績は、2勝1分1敗、1勝3分0敗のジブラルタル、0勝2分2敗のリヒテンシュタインを上回り、トップの成績を収め、次年度20256−2027シーズンはリーグCに昇格する。
写真=リーグC昇格を決めた選手達 掲載元 The Guadiun
https://www.theguardian.com/football/2024/nov/18/nations-league-worlds-worst-team-san-marino-win-again-to-earn-promotion
次にサンマリノの町並みを紹介する。
画像掲載元 Five Star Club より
https://www.fivestar-club.jp/media/abroad/europe/33400/
写真=世界遺産に登録された標高739mのティターノ山
古代ローマ帝国時代の西暦301年、キリスト教を迫害するディオグラティヌス帝から逃れた敬虔な信者マリーノが、絶壁のティターノ山に立てこもったといわれている。国名の由来となったマリーノは、ダルマチア(現クロアチアの地方)の石工だった。彼の元で、同じく迫害を逃れた人々が集り、コミュニティーを作った。当時から信者によって、長を選ぶ「共和制」が始まったといわれている。
9世紀に、複数の法典を採用した。一つは、古代からのローマ法、もう一つはランゴバルド人の法である。また資料ではフランスの法も援用した判例が記されていた。サンマリノは、周辺地域から人がなだれ込み、一種の市民社会が形成されたといえる。10世紀になると教区が存在し、防衛施設として砦や城壁を築いたといわれるものの、形跡は残っていなかった。
写真=ティターノ山頂の3つの砦 そのうち第1の塔とも呼ばれているグアイタ城砦は11世紀に建てられた最大かつ最古の塔で、2008年には世界遺産に登録された
写真=サンマリノで出されるピザ
写真=観光客をもてなすグランドホテル
サンマリノに暮らす人々は、コミュニティーがしっかりしている分、皆笑顔で街中を散歩している。日本のように残業に追われず、また孤立化が避けられ、ストレスフリーの社会がそこにはあった。サッカーの代表チームの選手達は、国民からのサポートを受けて、次は2026年のWカップ予選に挑む。
“世界最弱のチーム”が再び番狂わせ! サンマリノ代表が記録ずくめのUNL2勝目「今夜、この若者たちが歴史を作った」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=138&from=diary&id=8101471
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