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2024年11月18日22:28

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「椿発言」を思い出したが、やっぱりこの人も「ただのTBS人」かな。

TBS安住紳一郎アナ、1分半独白で兵庫知事選報道を反省「テレビメディアに対する批判も自覚」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=8099785
昨日投開票が行われた兵庫県知事の出直し選挙で、失職した斎藤元彦前知事が当選したことについて、TBSの安住紳一郎アナウンサーが自身がMCを務める今朝の情報番組で、その「テレビ報道についての総括と反省を行った」ですか。曰く、「いったいどの情報を信じていいのか分からない、地動説と天動説くらいだと言った方がいらっしゃいますが、皆さんこういう選挙を初めて見たのではないかと思います、私もそうでした。テレビメディアに対する批判も十分に自覚しているつもりです。皆さんがテレビに物足りなさを感じている。SNSと比べてなどなど意見あると思います。私も放送局で働く人の1人として、昨日の夜からずっと考えました。情報番組の司会を担当している者として、選挙になりますと、候補者を公平に扱うという決まりがある中で、なかなか選挙の情報について一番欲しい時に放送できないジレンマがありながら、やはり今回はNHK党の立花(孝志)さんが後半になって、独自の主張を展開し始めたあたり。これが本当のことかどうかは分かりませんが、やはりこのあたりで私たちもきちんと何が起こっているのかを報じるべきだったと思います」と発言、その上で「局長の死についてですが、死をもって抗議するという遺書がいったい何を意味するかを、もう少し報じるべきだったと今、思っております。SNSと同じようなことは今のテレビにはできませんが、やはりプライベート、さらに裏を取ること、そして公平に、ということで信頼感のある情報をSNSと並んで、選択肢として選んでもらえるように、もう1度作業をていねいに重ねていきたいと考えています」と語ったとのことですが、この話を聞いて、31年前にテレ朝で起こった「椿発言」なる事件を思い出しました。
これは、テレ朝(テレビ朝日。当時の正式社名は「全国朝日放送」)の報道局長だった椿貞良が、「非自民連立政権」(細川護熙内閣)が樹立されたばかりの平成5年の9月に、日本民間放送連盟の会合で「総選挙期間中に非自民政権樹立を促す報道姿勢であった」旨を発言、これが産経新聞に報じられて偏向報道を禁じる放送法に違反した可能性を指摘され、椿貞良が衆議院での証人喚問を受ける事態となったと言う一件で、つまりは「選挙の結果はテレビ放送(テレビ報道)で動かすことができる」と言う、言わば放送メディア側の“思い上がり”としても問題となった出来事でもありました。
安住紳一郎の発言の中で特に気になった点を挙げるなら、「やはり今回はNHK党の立花(孝志)さんが後半になって、独自の主張を展開し始めたあたり。これが本当のことかどうかは分かりませんが、やはりこのあたりで私たちもきちんと何が起こっているのかを報じるべきだったと思います」と、「局長の死についてですが、死をもって抗議するという遺書がいったい何を意味するかを、もう少し報じるべきだったと今、思っております。」であり、それを「報じなかった」から、「斎藤元彦前知事当選」と言う、(安住紳一郎、あるいはTBS、あるいはMBSが考えていたであろう)「あってはならない事態」が現実となったと考えたのではと思います。TBSは、様々なニュース・報道系の番組で、自らの(多くはその左派的な)姿勢をあからさまに主張、世論を誘導することを厭わない一面があるようですが、安住紳一郎として、やっぱり「同じ穴の狢」(つまりは、「ただのTBSの人に過ぎぬ」)なのかなと感じました。
「報じた(主張した)から、自らが望んだ、求めた、望ましいと考えた結果が導かれた」のか、「報じなかった(主張しなかった)から、自らが望んだ、求めた、望ましいと考えた結果とはならなかった」のか。結局は同じ、つまりは、テレ朝であれTBSであれ、放送メディア全般に課せられた「椿発言の反省」が活かされなかった発言だと感じました。
一方で、読売テレビの高岡達之特別解説委員が同局の「情報ライブ ミヤネ屋」でこの一件について、MCの宮根誠司からの「我々テレビメディアにも厳しい意見をいただいたんですけど。テレビって選挙戦が始まると公平性が担保されて、今度は事実確認、ファクトチェック、裏取りというのがあって。それが事実かどうかっていうのを確認しないと、放送しないでおこうっていうことになります。踏み込んだプライバシーみたいなのもいかない。候補者がたくさん出られると時間が限られてくる。というところでネットと比べるのがいいのか悪いのか分からないけど、ある意味抑制的に視聴者の方はご覧になってるのかもしれませんね」との問いかけに対しての答えとして「SNSの戦略で斎藤さんが頂点を極めたという言い方には違和感があります」とした上で「テレビは何十年の歴史があって、法律で我々が好き勝手にできないように縛られている。公職選挙法での放送、自主規制もあります。選挙が始まったら一番選挙で判断をしたい方が欲しい情報を我々は公平性という名で、あるいは中立という名で、沈黙をします。これは認めざるを得ない。そうなった時に、今の方々は大事な1票だから。繰り返し映像が見たい、よその会社はどう言ってるんだと。よそのメディアはどうなってるんだと。その役目をYouTubeが果たし、ネットニュースが果たし、SNSが果たしているということ。だからテレビが何かを隠しているんだろうって思われる方の自由だし。そしてSNSが自分たちの意見を代弁してくれるって思うのも、当然の反応だろうと思います。これが今の時代の我々テレビの立っている現実です」と言及しており、それが、今の世の中の人々(選挙なので「有権者」)の判断材料の主流であり、テレビやラジオと言った放送メディアの現状を、冷静に受け止めた上での発言と理解しましたね。
「県政は停滞と混乱を極めている」として全会一致で不信任を決議されて自動失職となり、出直し選挙では知事に対する内部告発問題で混乱した県政の再建、知事の資質、初当選からの3年間の斎藤県政の評価が争点となったようですが、その前回の選挙での公約の達成度(達成率)の高さを評価する声が結構あったようで、それが兵庫県の有権者の“答え”だったのではと思います。
私は、その選挙で「斎藤元彦候補が何を訴え公約にして当選したか」と、「その知事選挙で、県政や県職員のあり方について、どのような形で、その何が争点になっていたのか」と言うところをしっかり把握しない限り、県外の視点からは論じることはできないのではと思っていました。かのパワハラ疑惑とか内部告発とかも、斎藤元彦知事の県政を支持してきた層から見れば「何を言っているのか」「“自業自得”ちゃうか」な話に見えるのかもしれませんし、県外の視点からは“何とも分からないこと”でしょう。
SNSウォッチャーから見れば(とは限らないが)「マスコミ・大手マスコミは一方通行的なところがある」。それが現実だとしっかり理解する必要があると思います。
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