■山藤章二さん死去、87歳=イラストレーター
(時事通信社 - 09月30日 18:31)
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イラストレーターの山藤章二、亡くなる、ですか。政治家や芸能人、文化人、知識人など、時の話題の著名人を風刺的に描いて人気を集め、昭和50年代から平成初期を中心に活躍、週刊朝日に連載され、その巻末にあった「山藤章二のブラックアングル」ではその「風刺似顔絵」の第一人者ぶりを遺憾なく発揮、「週刊朝日を後ろから開かせる男」との異名で知られる程の存在にもなりました。
記憶に深いのが、昭和51年に武者小路実篤が死去した際、その代名詞的存在でもあった「仲良き事は美しき哉」の色紙をパロディーにし、野菜の絵を当時世間を賑わしていたロッキード事件の主役だった田中角栄元首相、児玉誉士夫、小佐野賢治の顔に置き換えた作品で、当時大きく話題となり、「ブラックアングル」でしばしば見ることが出来た画風模倣のスタイルを確立させた存在となりました。岸田劉生の麗子像が大平正芳首相(当時)になったりなど、政治家が対象になると話題となりましたが、落語ファンにして阪神タイガースファンでもあり、それに関わる題材の作品も多いです。
週刊朝日では「山藤章二の似顔絵塾」なる読者参加型の企画もあり、コロナ禍の令和3年まで続いたらしいですが、「老衰」のため東京都内で亡くなったとか。藤井聡太、大谷翔平、そして9人が立候補した自民党総裁選とその当選者たる石破茂など、昨今も山藤章二風の風刺似顔絵の題材になっていそうな人々はいますが、どんな視点で描いていたか、考えてみたくなります。享年87、死因は「老衰」とか。合掌。
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