ここ数週間、上司が私を食事に誘ってくださる
男同士の食事です
たかが知れてる
運転手の私は飲まない
それ以前に薬があるから飲むわけにはいかない
お酒は諦めろ、とかなり小さい頃に医者に言われた
私は愚直に守っています
だから夜の繁華街やネオンには縁がなかった
そんな私を上司は外に連れ出してくれたんです
ありがたかった
家で1人きりの私に事務的でない食事をさせてくれて、会話のある夜を過ごさせてくれた
そんなに難しいことではないし、世の中の人はそれを当たり前のように享受しているが、ままならない人間もゴマンといるんです
くだらない考えは増えるし、その考えも纏まらない
やらなくて良い事をするし、しなくて良い事をしてしまう
買い物をしなきゃ、と思って出掛けて、何も買わずに帰宅する
保険の書類を出さなきゃと思って机に置いたまま、もう何日も過ぎている
薬を飲むから少しぼんやりとする
呆けているが、眠れない
欲しいものは手に入らない
必要なものは失われていく
要らないものは溜まっていく
守るべきものは溢れてしまった
ネガティヴな内容ですが、私自身はどちらかと言えば楽観的な方だと思っています
連れ出された夜の食事は本当に楽しかったし、はしゃぐ上司を見ていると羨ましい気持ちでいっぱいです
まるで学生の飲みのように壊れていく上司が、自分は少しだけ憧れています
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