溝手顕正(故人)は広島選挙区選出の参議院議員で、所属は宏池会(いわゆる岸田派)。安倍晋三が最初に総裁になった際の推薦人の一人で、安倍もその恩に報いるべく、第一次内閣で副大臣とかをすっ飛ばしていきなり大臣に抜擢した。
が、第1次安倍内閣は大臣等による不祥事が相次ぎ、溝手もカネの不始末や舌禍を繰り返したため、支持率回復を狙って行われた内閣改造で更迭された一人となった。
これを恨みに思ったのか、それとも元々ウマが合わなかったのか、溝手の以降十数年に渡って溝手は安倍に敵対的な発言を繰り返し、ことあるごとに安倍を「後ろから撃」った。
これには安倍もいいかげんにブチ切れたのか、溝手の改選の際に 同じ選挙区に河井案里を追加立候補させて、河井の選挙活動に党費を大量投入。自民党が圧倒していた選挙区ではあったものの、さすがに2人当選させるだけの余裕はなく、河井に押し出される形で溝手は落選した。
すると、なぜか自民党広島県連の資金の流れを示す資料が流出して、河井が地元の地方議員や首長らにカネを配っていたことが発覚。河井の逮捕は当然のこととして、辞任に追い込まれる議員や首長も多数。広島政界は大混乱に陥った。
で、この大混乱を見て、脱サラして首長選挙に打って出たのが石丸伸二だったという流れ。安倍と溝手のどっちが悪いかは置いておくとして、自民党が悪いのは間違いない。
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