mixiユーザー(id:65260562)

2024年05月27日14:38

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イジメの構図ですよね。

誰が何をした。

という事実はどうでも良く、標的になっている誰かを見かけたら、それに乗っかり攻撃しているだけの話ですよ。

多分、「表現の自由」の誤った使い方の弊害で、書き込む事事態を批判する事ができないわけですよね。
ですから、書き込む事その物に対して、罪悪感が皆無なのではありませんかね。

表現の自由って、無制限の自由は言っていないわけですよね。
ですが、それを言うと、マスメディアが困ってしまうので、無制限の自由であるかの如く、「表現の自由」を濫用しているから、この様な事になってしまうのではありませんかね?

日本の「自由」は、憲法で定義付けられているわけです。
とても大切な所だと思うのですが、どういう訳か、義務教育では触れられず、マスコミでも触れて来ないんですよね。
日本国憲法は、1条〜8条まで、天皇について触れられていて、9条は、戦争の放棄、10条から、国民の権利と義務について触れているわけです。
十条で、日本国民たる要件は法律で定めると定義し、十一条で基本的人権を記し、自由については、憲法第十二条に書かれているわけです。
基本的人権の次ですからね。
とても重要な条文と言えるわけですが、義務教育で触れないって、どういう事?と思うんですよね。
表現の自由や職業選択の自由については、義務教育で触れるんですよ?
ですが、その「自由」について、憲法に書かれているにも関わらず触れないわけですよ。

おかしいと思いませんかね?

第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

日本国憲法が保障する「自由」は、

1.国民の普段の努力によって、これを保持しなければならない。
2.自由は、濫用してはならない。
3.自由は常に、公共の福祉の為に利用する責任を負う。

と書いているわけです。
ですから、表現の自由も、濫用してはならず、公共の福祉の為に利用するのであれば、その自由を認められる事になるわけです。

因みに、「公共の福祉」とは、「社会全体の共通の利益」であり,「ほかの人の人権との衝突を調整するための原理」となっているわけですが、マスメディアが言う所の「表現の自由」って、これに該当するのですかね?
少なくとも、発した言葉なり文章には、責任があると憲法は言っているわけです。
ですから、その発言なり文章が、他の人の人権と衝突した際は、その責任を負わなければならないと憲法は言っているわけですよね。

学校でも教わらない。表現の自由を言う方々が、憲法の規定を無視した使い方をしている。
ですから、日本の「自由」について、誤った理解をしている人が、無数にいらっしゃるのではありませんかね?

ですから、表現の自由を背景に、ネットで自由に表現をした場合、それが誰かの権利を侵害したのであれば、重大な憲法違反と言う事になり、それによって罰を受けるのは、合憲という事になるはずなんですよね。

と、学校が教えれば、少なくとも尻馬に乗っかり誹謗中傷をする人は減るのではありませんか?
ただ、日本では言論統制を行った時代があり、学校やマスメディアの口が塞がれていた時代があるので、それを制限するような事は、教えたくないわけですよね?
マスメディアも同様に、ネットの誹謗中傷を批判すれば、自分達の口も塞ぐことに繋がるので、言わないわけですよね?

ちゃんと教育を行い、正しく使われていれば、加害者も減り、被害者も減る事になるにも関わらず、誰も触れてこないわけです、「自由」の定義について。

表現の自由とは、公共の福祉を侵害しない範囲でのみ、有効で、誰かの人権を侵害するような自由は、憲法では認めていない。

とマスメディアが表明するだけで、大半は解決するのではありませんかね?



■「もう黙っていられない」誹謗中傷で自死も考えた、元女性アナウンサー僧侶が語る“人間の心の闇”
(週刊女性PRIME - 05月25日 11:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=235&from=diary&id=7875286

 インターネットでの誹謗中傷が問題となっている今、被害に遭った人の力になりたいと「駆け込み寺」をつくり、親身になって相談に乗っている、僧侶の高橋美清さん(高=はしごたか)。実は、自身も壮絶なネットでの誹謗中傷を受けた被害者のひとり。当時の体験を振り返り、“人間の心の闇”を語ってくれた―。

「ネットの誹謗中傷に殺されたも同然」
 SNSの普及によりネットでの誹謗中傷が社会問題化している現代。総務省の'23年の調査によると、過去1年間でSNSを利用した人の18%が誹謗中傷の被害経験があると回答。もはや人ごとではない。

 早急に対策が求められる中、'24年1月に政府はプロバイダ責任制限法を改正する方針を固めた。これはX(旧ツイッター)などのSNS運営企業に対して、不適切な投稿の削除申請があった場合、迅速な対応などを義務付けるものだ。

 そんな誹謗中傷の標的となって苦しむ人たちを救うために活動する女性がいる。僧侶の高橋美清さんは、すさまじい誹謗中傷を受け、自殺未遂を図るまで追い込まれた過去を持つ。

「私はネットの誹謗中傷に殺されたも同然。人生を破壊されました」(高橋さん、以下同)




 高橋さんは僧侶になる前、「高橋しげみ」の名で日本テレビの『おはよう天気』でキャスターを務めるなど、約30年間フリーアナウンサーとして活動していた。

 誹謗中傷の発端になったのは50歳の時のストーカー被害。'15年、テレビの競輪番組で司会をしていた高橋さんは、ある仕事関係者から悩み相談をきっかけに執拗に会うことを要求され、断り続けていると脅迫電話やメールが何百通も届くように。

「“会わないなら、ネットにおまえが一番嫌がる嘘を書く”と脅されました。“おまえを社会的に抹殺してやる”と言われて……」

 危険を感じて警察に被害を相談すると、男性はストーカー規制法違反で逮捕された。

 加害者の逮捕が報道されると、「被害者は群馬県在住で50代のフリーアナウンサー」と報じられ、高橋さんだと特定されてしまう。




「逮捕前に男性が自身のブログで、私と婚約していた、騙されて金を取られたなど嘘を書き連ねていたので、悪者は私という話が匿名掲示板などで拡散されていきました」

 ネットで「男を騙して金を取ったクソババア」などと叩かれ、さらに番組で共演していた仕事関係者のSNSでも、高橋さんを加害者と決めつけて批判する投稿が繰り返された。

加害者の急死で仕事をすべて失った
 逮捕から1か月後に加害者が事故で急死し、事態は悪化。「逮捕を苦にしての自殺か」と報じられ、死に追い込んだのは高橋さんのせいだとネットは大炎上。高橋さんは競輪番組を降板させられ、仕事をすべて失った。

「人間関係もほとんど切られ、加害男性の言葉どおり、社会的に抹殺されました」

 スマホには複数の匿名アカウントから「人殺し」「今日は何時に首吊るんですか」と毎日メッセージが届くように。地元にも噂が広まり、人が怖くなって家から出られなくなった。




「匿名での誹謗中傷は、暗闇の中、槍で身体を刺されるような痛みと恐怖でした。家には頼んでいない荷物が届き、いたずら電話も鳴りやまない。庭に首を切られた猫の死骸が置かれていたことも。私は誰かに殺されてしまうんだと思いました」

 地獄の毎日から逃れたいと何度も自殺未遂をしたが、事件の直前に母親を亡くし、残された父親と愛犬を残しては死んでも死にきれなかったという。

 1年以上たっても中傷はやまなかったが、あるニュースが高橋さんの転機になった。

「小学生がいじめと中傷を苦に自殺したという報道を見て、涙があふれました。誹謗中傷から子どもを守らなければと」

 事件以降は放心状態が続いて感情を失っていたが、久しぶりに悲しみに襲われたという。そして、以前から心にあった僧侶への道を考える。

「実は私の母方の祖父が天台宗の僧侶で、幼少時からあこがれがありました。アナウンサーだった46歳の時に仏門に入る儀式である『得度』は済ませていたのですが、その後に行う僧侶になるための修行は、仕事が忙しく、できずにいました」

 何もかも失った今こそ僧侶になる時だと奮起した高橋さんは、'17年に腰まであった髪を剃り上げ、比叡山延暦寺で60日間の修行に入った。14キロ減量するほど過酷な修行を終えると、地獄を抜けて生まれ変わった気がしたという。

 戸籍名も「高橋美清」に変えて新たに歩き始めると同時に、誹謗中傷の加害者との面会を決めた。高橋さんへの脅迫文を書いた4人の男性が警察の捜査で特定されたのだ。中には一流大学出身のエリートもいた。

「理由を聞くと、“人を殺した悪い女を裁いてやろうと思った”と。ゆがんだ正義感を振りかざして意見していたのです」

 高橋さんの人生がいかに破壊されたかを伝え、最後は彼ら全員にこう言ったという。

「あなたが悪口を書いてくれたおかげで私は正式な僧侶になれました、感謝します」

 許すことで心に決着をつけた高橋さんだが、'20年にプロレスラーの木村花さんがSNSでの誹謗中傷を苦に自死したと知り、衝撃を受ける。

「誹謗中傷を書く手を誰かが止めないと、書かれたほうは本当に死んでしまう。もう黙っていられないと、顔を出してネット媒体で被害体験を告白することを決めました」

「機嫌が悪い時はネットに書き込まない」
 さらに「被害者の駆け込み寺をつくりたい」と、'20年に群馬県伊勢崎市に「天台宗 照諦山 心月院 尋清寺」を新寺建立し、住職に就任。全国から相談が届いている。

「解決法として、警察に被害届を出し裁判で争う方法がありますが、あまりおすすめしていません。時間と労力、お金がかかる割に何も得るものがないのです。もう1つの方法は忘れること。誹謗中傷に支配されている自分の状態を俯瞰して、恨みを流せば楽になる。そうなれるように私がじっくり話を伺います」

 相手と争わず、まずは自分と向き合うことで一歩前へ進めることもあるという。

 また、高橋さんは学校などで講演し、加害者を生まないための啓発活動も行う。誹謗中傷は“心の闇”がスイッチになる。

「イライラしたり機嫌が悪い時はネットに書き込まないでください。書いてしまったら、アップせずに一度離れて見直しましょう」

 壮絶な経験をした高橋さんだが人の良心を信じている。

「天台宗の教えに『一隅を照らす』という言葉があります。一人ひとりが自分のいる場所で輝き、周りを照らしていくことで世の中が明るくなっていく、というような意味です。人は本来、みんなやさしく、輝く力を持っている。大切な人を思うように、ネットでもやさしい気持ちを忘れないでほしいのです」

取材・文/小新井知子

たかはし・びせい 1964年、群馬県生まれ。2017年にフリーアナウンサーから転身して正式な天台宗僧侶となり、2020年に住職に就任。自身の誹謗中傷の被害体験を語りながら、被害者支援の活動などを行う。

週刊女性PRIME

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