※今回は、単なる独り言だから、スルーしてかまいません
自己啓発なんかで「自己評価を高めましょう」というのがあるね。
私には、ピンとこないのだ。
私の自己評価は、とても低いのだよ。
毎日、お酒を飲みながら、自分を責めてシクシク泣いてるからね。
褒められたもんじゃあない姿だね。
そしていつも、「ジャイアントロボ」のことを思い出すのです。
日本初の巨大ロボット特撮ドラマ「ジャイアントロボ」の最終回
ジャイアントロボは、草間大作少年の命令によってのみ動く巨大ロボなのです。少年と行動するうちに、ジャイアントロボには、自我の芽生えを暗示するような行動が現れはじめるのでした。
そして最終回。原子力エネルギーの塊に変化した敵のボスがこう言ったのです。
「ワシは原子力エネルギーの塊だ! ワシを攻撃したら、地球も滅びるぞ」
その時、エネルギー切れで機能を停止していたジャイアントロボは再び起動。草間大作少年の命令を無視して敵のボスを羽交い締めにし、宇宙へ飛び出すのでした。
少年が悲痛な叫びをあげます。
「どこに行くんだ! ジャイアントロボ! どうして僕の命令が聞けないんだ!」
ジャイアントロボは、敵のボスを羽交い締めにしたまま、彗星に突入し、宇宙で自爆するのでした。
自我に目醒めたジャイアントロボは、自分を犠牲にして、大作少年と地球を守ったのです。
ジャイアントロボのプロデューサー、平山亨さんの、
「全ての子供たちが、肌の色、言葉の違いの壁を乗り越え、心優しく、事の善悪を正しく判断し、健やかに育ちますように」
というメッセージが込められた最終回だったのだよ。
今のこの世界は、どうであろうか?
「自己評価を高めよう」なんてことよりも、もっと考えないといけないことが、あるんじゃなかろうか?
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