現在札幌市営地下鉄は3路線ありますが、いずれも地元から「XXまで延伸してほしい」という要望があります。
市民としては「当然ここは延伸すべき場所」と思うようなところでも札幌市交通局は長年の累積赤字を盾に首を縦に振りません。もっと民間的な考え方での資金調達とか考えれば良いのにと公務員的な考えにガッカリします。
そんな中とても明るいニュースが飛び込んできました!
3路線のうち一番営業距離が長い東西線を大きく延伸させる、という話しです。
私はこちらのニュースなどでも聞いたことがなかったので「ええええ!!!」と絶叫しそうなほど驚きました!
記事を読むとそれは「鉄道ファン」の【妄想】でした。
しかしその内容があまりにも壮大なのでかなり話題になっているようです。
(作者は和田 哲/ブラサトルさんです。)
Xに投稿された記事が元ネタなのですが、そのニュースのURLは以下となっています。
(リンク切れはご容赦ください)
https://tinyurl.com/5n7jxef3
写真を3枚添付しますがそれらは、
・Xに掲載された画面のスクショ
・妄想路線図のアップ
・Google mapに私が妄想部分と既存営業中部分を加筆したもの
です。
このうち私が加筆したものは駅名の情報しかないのでかなり適当に引いたものですが、そこそこ作者様の考え通りと思います。
赤の線は現在実際に営業中の路線、青の線が妄想区間で合計258.1kmにも及ぶ恐らく単一路線としては世界一長い地下鉄となります。
地図の右端が新夕張駅、左の終点がニセコヒラフ駅付近です。
なおニセコと比羅夫(ひらふ)駅は実在しますが、妄想区間ではどこに駅が設置されるのかわかりませんので付近の適当な場所です。
路線図を見ると北海道新幹線の新小樽駅にも寄り道するようで、利用者の利便性が図られています。
また途中の「地下鉄張碓」と「地下鉄朝里」という駅名がマニア心をくすぐります(笑)
そして積丹半島の景勝地もすべて丁寧に回っていくようですが、難を言えば素晴らしい景色が広がる場所なのに、すべて地下区間ということ(らしい)です。
また全長258.1kmという東京〜浜松に匹敵する距離なのに各駅停車しか設定されていないようです。
これほどの長距離ならば全車指定席の特急が運転されるべきだし、札幌や小樽などの区間では快速や急行も運転されるべきですね。
また妄想ついでに豪華食堂車/ラウンジ付きの寝台特急も運転して欲しいなと。
(全区間地下なのに)
鉄道ファンには「撮り鉄」、「乗り鉄」など色々ありますが、実は意外に知られていないのが今回のような「妄想鉄」なのです。
架空の町の地図を書いて楽しむ人が子供〜大人までいますが、それの鉄道版です。
妄想鉄の方は結構多いようで、以前見た記事で大笑いしたのは大阪梅田〜神戸三宮のあいだに、さらに3路線の鉄道を並行して走らせるというものでした。
現在でも同区間はJR、阪急、阪神の3路線が並行して走り、競い合っていますが、これにさらに別会社の3路線を並行に走らせ、計6路線で大阪と三宮を結ぶというものでした。
詳細に特急や急行停車駅なども記載されていました。
私の中の妄想鉄は2〜3%程度ですが、今回これをきっかけに10%に上げようかな、と思いました(笑)
ログインしてコメントを確認・投稿する