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2024年05月17日18:05

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【推し活ひとり旅】行ったことがない南房総の道の駅・潮風王国に、車なしで「ついたー!」

ただの記録、といいながら、結構な長文になってしまいました。

4月連休の、冒険についてです。
お暇なときに…そんな場所やイベントがあるのね、など読んでいただけると嬉しいです。

イラストレーター山口マオさんの主宰で、千倉にある道の駅「潮風王国」で、マルシェが開かれ、そのステージで元たまのメンバーのうち3人がそれぞれソロライブを行なう、という発表が出て、ファン界隈がざわついていました。

そのあと、3人そろってステージに出る(つまり、プチ再結成)可能性が高い!という情報を、ゲットしまして。

@前回の日記の、顔のYシャツの前で「まちあわせ」の時。

こりゃもう、行くしかない、というわけで…。

ただし、車なしの公共交通機関で移動する、という制限つきなんですよ…道の駅という、車で来るのが前提の場所に。

さらに、最寄り駅は「千倉」なんですが、上記の「まちあわせ」の時に、千倉エリアには2台しかタクシーがない、というおそろしい事実が判明しましてね。

帰りのバス逃したらどうしよう!?

と、ものすごくネガティブ発動しまして。

交通関係を調べまくって、館山まで高速バス→電車で千倉、千倉から路線バス、そこから5-10分歩く、という経路でなんとか行き着けるのではないか、という想定ができた。

帰りも、一番遅い高速バスにして、千倉駅まで行く路線バスも最終に乗ればどうにかなるかな、という計画。

で、当日…。

微妙に雨降りでした。

また、連休初日ということもあり、バスでの館山到着が20分ほど遅れた結果…。

予定していた電車に乗りそびれて、待つなら1時間という有様に!!
思わず、よく知らないアニメの聖地として写真撮るなど。

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(よく知らなくてゴメン…)

あちゃー…。さらに、1時間後の電車に乗って、路線バスに乗り継ぎすると、メンバー一人目のステージに間に合わないんでは?
という予想になる。

こうなったら…と。

館山駅には、ひっきりなしにタクシーが来ていました。

なので!現地までタクりました。

なかなかのお代になりましたが、、時間をお金で買う、を珍しく発動させました。
(普段は時間がかかっても安い方をとる生活)

ただ、雨降りだったもので、タクシー移動の快適度は高かった!

海を見ながらのドライブ、悪くなかったです。

無事、会場入り。ついたー!と(さよなら人類のアレを思い浮かべてください)
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イラストレーターの山口マオさんが、主催のイベントということで、グッズやお土産を買う余裕がすこしありつつ。
お土産にすることは、さすがにできなかったのですが、海が近いだけあって、お魚が「キトキト(北陸風の表現)」でした

石けん。かわいい。
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ともあれ、課金の甲斐あって、石川浩司さんとアナーキー吉田さん(水中、それは苦しい)のステージ、間に合いました!
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石川さんが昨年倒れた時の数値は、医師(バイト、月の半分くらいは外国行って変な楽器をコレクションしてるとか)でもあるアナーキー吉田さんが絶句するレベルのものであったとか。あー、ほんと退院できてよかった…。

で、石川さんが気軽に誘って、直前まで事務所も知らなかったという、メイプル超合金の安藤なつさんと、かけおちのマッチョ青木さんが出演するというサプライズが。(たまのファンだそうで)

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サプライズなゲスト、メイプル超合金の安藤なつさんは「ディジュリドゥ」という、アボリジニの楽器を吹いてました。本来男性しか吹いちゃダメで、女性が吹いたら妊娠する、または妊娠しない…普通じゃないか!!みたいなツッコミww確かに。

青木マッチョ(かけおち)さんはすばらしい筋肉で、小さくてかわいいカリンバを演奏した!ていうか石川さんは交友関係がハンパないすね…。

ステージで音楽やるの楽しいよ!って感覚を、指導とかでなく、「俺が楽しい!」につられて楽しくさせちゃう感じ、石川さんの人徳だなあと思う。

ゲストお二人、大満足だったみたいです。

滝本さん。

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年齢いってもあいかわらずダンディだ…。ロン毛になっていらっしゃる。たまの時代は、まったくといっていいほど、しゃべらない人でしたが、ソロになってから、わりあい語る印象。
その言葉が、また、いい声で詩的でした。
ほんとに、役者さんになってもいいくらい。

ちなみに、ご本人が淹れるコーヒー、というのが最近のライブでよくやっているそうですが、この日も出ていました。
(時間が合わず…飲めなくて残念…)

さよなら人類のイメージだけだと、同じバンドの曲?と思えなくてびっくりしちゃうくらいキレイな「海にうつる月」…。真っ昼間でしたが、すぐ近くの海に月が映っている風景が見えるかのようでした。

また、アニソンでもある(「ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌」に使われた)「星を食べる」も,最高でありました。美しきヤンデレソング。説明が雑ですが。

で、知久さん。

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「うどんかぞえ歌」(ヒガシマルのあれ)でリハやるところから始まったんですが、途中で、音響のトラブルがあり…。
その中断の最中、私がマルシェで買ってきた唐揚げを、トンビがさらっていく、まさに野外ならではの事件があり…。
ただ、「間が持った」感じがあったので、「推しの役に立てて心底良かった!」という思い出になりましたです。
ユニット仲間で、三線弾いて島唄を歌う中川樹海さんもステージに出て、ああ、海辺で聞くのにちょうどいいライブだねえ…とトンビの執着心を気にしながら、午後の時間を楽しみました。

で。その後。待望の3たま(たまメンバー4人のうち、3人が集まる)…。

練習してないよ!もうないバンドだから!とわちゃわちゃしつつ、バンドが始まりました。

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笑ってたら(演奏を)間違っているんですよ、という知久さんが笑いながら言ってまして、実際、曲が始まって「待って待って!」となるので、めちゃコントっぽい。
ほんとにコント舞台のような表情の写真が撮れた。ニヤついてしまうよ…。

とはいえ、ソロは、自分が納得すればいいけど、バンドは、個性のぶつかり合いであり、かつ相手の出方を見て、いちばん素晴らしい音を添える、という、たしかに大変な活動だ…と思いました。(解散の原因は「疲れたから」というのもあったらしいので)

「パルテノン銀座通り」、吉田戦車とのコラボアルバムの表題曲で、このアルバムでは「ツルラのテーマ」みたいなシュールな曲が印象に残っていたけど、この曲、オシャレでちょっと寂しげでいいなあと気づいた。ここ数年話題のシティポップのテイストがある。ていうか滝本さんの音楽性がそういう感じ? こういう再発見もライブの良さですね…。

みんなのうたソング「そんなぼくがすき」、ああ…中学生の私に教えたい。大人になるのってつまらなくないよ、こんな近くで、推しを楽しめるのだからね…。

※といっても、4人体制のたまを観ておけばよかった、という後悔はずっと引きずっておりますが。「ノスタル爺」のごとく、過去の私に「行けぇえ!」と言いたい←イヤなイメージだな…。

最後、アンコールで「まちあわせ」。前の日記で書いた「顔のYシャツ」が出てくる歌だったので、ああ、聖地がなくなる前に聞けて良かったなあ。

もうできる歌がないよ!って知久さんが手で×のマーク(ひょうきん族の神様のアクションを思い浮かべてください。似ていました)を出しながら去ったので…ああ、終わりか、と寂しくなりつつ。

この時点で、16時半くらいなので、路線バス、さらには、目の前にある南総里見号のバス停で館山まで行けるのだろうか?と期待してしまい、しばらく並んでいたのだが…。

よく見ると、館山では降りられない(乗ることしかできない)??らしい記載があり…。

【反省点】バスの会社に電話して聞いた方がよかった。
もっといえば、これで千葉駅には行くらしいので、帰り、バスを使わず総武線という考えもありえた。

ちょっと向こうにある路線バス(最終一つ前)に間に合うか、といってみたものの、間に合わないまま、道にちょっと迷ってしまいました…。

しょうがなく、千倉駅まで歩いてみることに。約6.6km。荷物を極力減らしたとは言え、ちょっと大変でしたね…。
道の途中で、タクシーに出会いましたが「今から迎えに行くところだから(もしかしてだけど〜朝乗せた人??って聞かれた。違っていたけど潮風王国に行った人っぽい)

【反省点】路線バスにひとつ乗りのがしたことに気づいたら、すぐに潮風王国に引き返して、お土産とか余韻、ファン同士の交流をもっと楽しんでから、最終バスに乗る、それで乗り遅れたときに、歩きを考えるべきだったのでは??

ただ、千倉駅まで明るいうちに歩くのは、レトロな海辺の町って感じで楽しかった。
昭和っぽい洋品店とかあって、旅情がたまらんです。
たぶんだけど、バブル期はサーファーとか来たんじゃないかしら。そんな感じの、ペンションだったらしい建物があったり、また、あまり見ない飲料の宣伝ベンチもあった。

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(宣伝ベンチ、アイスクリームとか、フジカラーのでよく見るよね…)

「スカット」。缶飲料らしい。石川浩司さんは空き缶のコレクションで本を出しているくらいなんだけど、持っているかしら。

千倉駅到着。ちょっとさびれた感じ…。

駅のレンタル自転車、という可能性もかなり考えていたけど、17時過ぎたら、駅の中の施錠されたスペースに置いてあって、時間厳守って感じだから、動きに制限かかっちゃうなあ…。

東京って、そのへんすごく自由度高い。(レンタル自転車とか、自動計算でだいたいいつ返してもいいようにできているような…)

結局、電車を1時間近く待ち、ゆっくり館山へ。

館山についてもお店がほとんど閉まっていたので、コンビニに行って、チーバ君サブレを買うなどして、高速バス待ち…。

このバスを予約しなくても、空いていたので乗れた可能性は高い。
しかし、乗っちゃうとやっぱり高速バスは楽だ〜〜!!
(寝て帰れます。東京駅まで基本、記憶なかった。快適…)

無事帰宅できました…。

某所で拾った金言。

<「推しは推せる時に推せ」が成立する条件 ・推しが健康 ・推しが仕事続けている ・推す側が健康 ・推す側が自由にできるお金がある(額は問わない) ・推す側が自由にできる少しでも時間がある ・外部要因で止めざるを得ない状況にない(家族の転勤や介護等) これが全部揃ってないとだから結構むずい>

というテキストだが、まさにそれ。

還暦過ぎたメンバーが元気で引退していない。私の状況は、子どもはほんとに手がかかるけど、どうにか預かってもらえる手段もある。投げ銭も交通費も多少…ほんと多少だが用意できる。なので、楽しい推し活でした。

また、活動を見守りたいと思います…。楽しかったし、奇跡のような思い出でした。
山口マオさんによる、マルシェの運営というのはたしかに大変そうでしたが、できれば…またやっていただきたいなと。グッズももっと買いたかった。

あと、房総エリアの移動に詳しくなりたいな…(ペーパードライバーをどうにかしよう、という発想がなかなかできない。やっぱり、早朝から夜までのお出かけはヘロヘロになってしまったので!)

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