札幌も気温が高い日が増えてきましたが、イマイチ上がりきれない感じもします。
5月も半ば過ぎて"残雪"というと遠くの山の残雪を思い浮かべますが添付写真は今日昼前の市内住宅地の様子です。
札幌駅からは南南西に直線距離で7.7kmの豊平川の河川敷です。
近隣は多くの住宅、イオン、病院、道立真駒内公園があり、道路は大変に交通量の多い場所です。
(ジョージさのさん:アパホテルが直ぐ近くです。)
でもこの場所でもエゾシカが道路を横切る事もあり、すぐ近くのイオンの裏ではヒグマも過去に出ました。
撮影場所は↓
https://maps.app.goo.gl/XwQj8VpNBaiAQPoY8
五輪大橋というところで1972年の札幌オリンピックの時に掛けられた橋です。
欄干にはオリンピックのマークが残っています。
また撮影方向は北、つまり札幌中心部方向です。
川の左右の河川敷に泥にまみれた大量の雪があるのがお分かりでしょうか?
これが昨年12月〜今年3月にかけて除雪されて運び込まれた雪です。
まだかなり残っています。
そしてよーーく見ると雪が川と並行の方向にいくつもの山脈のようになっているのが分かるでしょうか?
かなり融けて崩れているので分かりにくいとは思いますが、単に河川敷に投げ捨てられたわけではありません。
このように河川敷などに運ばれた雪は重機を使っていくつも並んだ山脈のような形にされます。
理由は日光の当たる面積を広くして融けやすくするためです。
そしてさらに融雪が進むとまた重機を投入して雪山を崩し、さらに融けやすくします。
奥の方に重機が見えると思います。
このような河川敷の雪は年によりますが5月末か6月半ばまで残ります。
そして河川敷以外の郊外の広場には高さがビルの5〜6階以上にもなる巨大な雪山がいくつも出来ます。
流石にこのような雪山だと山脈みたいに加工は出来ませんが、少しでも上に積めるようにブルドーザなどで山の頂上を均したりもします。
高さのある雪山だと札幌市内でも7月後半まで融けない年もあります。
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