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2024年05月16日18:28

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カラカラ天気と五人の紳士

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昨日のマチネを観劇。キャナルシティ劇場、福岡へ行くのはコロナ以来の4年振りexclamation & question観劇目当てだから散策はしなかったけど、少し変わっていた。外国人観光客が多かったあせあせ(飛び散る汗)主に中国、韓国人。

キャナルシティ劇場、新感線のGVG以来。今回の座席は2階の最後列。2階席は急勾配になってるので舞台はしっかり見える、演者さんの顔までははっきり見えないけど。1144席、ほぼ満席だったと思われる。
キャストは堤真一・藤井隆・溝端淳平・野間口徹・小手伸也・高田聖子・中谷さとみの7人(ヴィオラ演奏 徳高真奈美)、上演時間は75分。作:別役実/演出:加藤拓也 ストーリーは、ある日あるところに、棺桶を担いで五人の紳士たちがやってきた。この棺桶は、懸賞のハズレくじでもらった景品。せっかくのもらいものを役立てるためには、誰かが死んでこの棺桶に入らなければ…と議論が始まり、いかにして死ねるのかを真剣に模索する五人。そこへ、女性二人が現れた。彼女たちは、同じ懸賞の当たりくじ、一等賞の当選者だった、その一等賞とは… というもの。

駅構内と思われるセット、ベンチと、はしご付きの柱、黄色の点字ブロック。ヴィオラ演奏者はずっと下手側ベンチに時折効果音的なBGMという感じで座っていた。棺桶を運んでくる紳士達、それだけでも、どういう話なんだか?と、始まって、棺桶を使うために1人選んでここで死んでもらうと、突拍子もない話。そのやりとりの不条理な会話劇がおもしろかったexclamation役名というのはなくて、紳士4の野間口さんにはしごに登って電球を外してそのソケットに指を突っ込めと言われ、やってみるが、電球触ると「熱っ!」というのを2•3回やるんだけど、その言い方だけで笑ってしまった。死にたいわけじゃないのに、いろいろやらされててあせあせそんな事をしてると気の強い女性2人がやってきて、自分の荷物を広げ、虫干しをし始める。その2人は懸賞で青酸カリを手に入れて、死のうとしていた。そこで7人であーだこーだ言い合いながらのやりとりがあって、荷物の中にラジオがあり、懸賞の一等賞の景品が青酸カリだったはずが、誤って重曹が送られてしまったというニュースが流れる。女性は死ぬという決意は揺るがないし、それを成し遂げた。でも紳士達はなぜか死ぬ事は出来ない…それは「僕らには分別があるから出来ないんだ」と。でも外はカラカラ天気が続いてて水も飲めないような日が続いてて、死のうとしても死ねないのだから、死ぬまで待とう…ということで納得した(?)ところで終わり。設定とか詳しく説明なくて、よくわからない話だけど、「死」についてちょっと考えたかな…。でも7人のやりとりがおもしろく結構笑いが起きてたウッシッシ、別役実による『五人の紳士』ものは、『カラカラ天気〜』以外に5作品あるらしく、それらもどういう話なのかちょっと気になる。
ドラマなんかでも活躍してる方達の演技を見られて短かったけど贅沢な時間でしたぴかぴか(新しい)
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