…正午まで、アルバイト。
帰りに、白金台のドンキホーテと奥沢の生協で買い物する。
帰宅後、DVDで松岡錠司監督の「きらきらひかる」を観ました。
☆「きらきらひかる」(1992)監督 松岡錠司 出演 薬師丸ひろ子、豊川悦司、筒井道隆、加賀まりこ、津川雅彦、川津祐介、大島智子、柴田理恵、土屋久美子、阿藤快、蜷川幸雄、山谷初男
フリーでイタリア語の翻訳をしている香山笑子は、親の勧めで青年医師・岸田睦月とお見合いをすることになる。
じつは笑子はアルコール依存症で、睦月は同性愛者として大学生の恋人・紺がいたが、互いに秘密を明かし、納得した上で笑子と睦月は結婚し、新婚生活を始める。
やがて笑子は紺と会ってみたくなり、自宅に紺を招くと、3人の間には不思議な関係が出来上がっていく。
睦月は笑子のことを人間的に気に入るが、彼女を抱こうとは思わず……。
江國香織の同名小説を、「バタアシ金魚」「さよなら、クロ」などの松岡錠司が監督した、女ひとり、男ふたりの不思議な三角関係を描いた作品です。
……と言うか、三角関係っつうよりも、元祖BL映画と言うべき作品なんです。
日本映画界における元祖ボーイズ・ラブと言えば、本作「きらきらひかる」か「渚のシンドバッド」か。
どちらにしても、30年以上前にこんなにも “ 先見性 “ のあるススンだ映画が作られていたとは、目を瞠る思いです!
主演の3人が、とにかく若くって初ういしいっ! ……いやぁ、若いっていいねぇ!
1992年の映画なんですけど、……32年前の作品。
お見合いだし、心療内科が一般的じゃないし、黒電話だし、電車ん中、紙の吊り広告だし、みんな煙草スパスパ吸ってるし、……このわずか30年ばかりの間に、世の中はとんでもない速さでさま変わりしているんですねぇ。
……でも、こういう作品こそ、今リメイクしたら面白いンじゃないでしょうか。
『生きてくってことが
シアワセってもんよ、
お客さん。』
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