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2024年05月14日13:49

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お勧めの3冊

赤木かん子さんの「明日も生きて行こうと思える絵本101」で紹介されている絵本を近所の図書館で順番に借りて読んでいます。

その中でこの3冊、皆さんにもぜひ読んでほしくてブログにします。

わたしの足は車いす 2004年10月初版
車いすの女の子が、お母さんに頼まれてお買い物に行きます。途中で白い目でみられたり段差を越えられなかったりする中、見守ってくれたのはふとった男の子。ふとった男の子のことば「ぼくたち、ちょっとだけふつうとはちがうんだよ。だけど、ちがっていてもいいのさ。ちがってるのって、ほんとうは、とくべつなことなんだから。」女の子は「はやく帰っておかあさんにきょうのことをお話しようと思いました。」で本はおわります。

見えなくてもだいじょうぶ? 2005年4月初版
小さい女の子がバーゲン会場でひとりぼっちになります。電話ボックスのそばにいても誰も気づいてくれません。気づいてくれたのは犬をつれた目の見えないお兄さん。お兄さんのことば「だれでもぜんぶ見えているわけじゃないんだよ。」ふたりでお父さんとお母さんをさがしながら女の子は目のみえないお兄さんの力に気づきます。読んでる私も、そうなのね・・と気づきます。

わたしたち手で話します 2006年1月初版
家族みんなが手話でお話する家でそだった女の子。公園で子どもたちが遊んでいても輪に入れません。そこに手話ができる男の子が来てくれました。男の子は耳が聞こえるけど、両親が耳が聞こえないので手話ができるのです。公園の子どもたちも興味津々。一緒に男の子の家まで行きます。電話の代わりはファックス。「それなら、テレビ電話になったら、おたがいに手話で話せるね」という言葉があります。2006年には夢のように思えたテレビ電話、今ならラインで、ネットさえつながっていれば無料でできる通話・・ですね。

3冊読んで、心が開いていくように感じました。
フェレーナ・バルハウスの絵もとってもすてきなんです。
表紙だけでもその良さが伝わりますでしょ?

図書館で探してみてください。すぐに読めます。ほんとにお勧めです。
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