◆ 日本人は、一般に、“撤退作戦”が下手なのです。
〜〜< 以下 引用 >〜〜
■ 大阪万博でも「同じ過ち」が繰り返された...「太平洋戦争の敗北」を招いた日本社会の大きな弱点とは? ⇒
https://x.gd/r8kJ4 ■
<アベノミクスの副作用や低賃金も、ここまで事態が深刻化した背景には長年にわたり日本社会に存在してきた共通の問題点がある>
大阪・関西万博の開催まで1年を切った。現実問題として今からの中止は考えにくいものの、プロジェクト管理が杜撰(ずさん)だったことは明らかだ。開催までに建設が間に合わないケースが出てくるのは確実であり、中途半端なイベントになる可能性が日増しに高まっている。
日本社会には、一度、物事を決めるとそれに固執し、状況が変わっても止められないという特徴がある。
復活の見込みがない国内半導体企業に血税を投じ、20年にわたって失敗を重ねた国策半導体企業への支援策や、過去3度も失敗しながら再びオールジャパンでの取り組みを推進しようとしている国産旅客機の開発計画など、止められない事例は無数にある。
◎戦争に突き進んだ歴史は「止められない日本」の象徴
◎撤退の決断ができない裏にある「事なかれ主義」
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◆ 実は、相場の世界には、昔から言い伝えられている“格言(金言?)”があります。
それは、“見切り千両”ということ。(→ 注1)
“投資が失敗したとわかったら、素早く撤退するのが得策”。そうすれば、さらなる深手を負うことが避けられ、新しい取り組みで立ち直ることもできる。[ #見切り千両]
そのままズルズルと続けていくのは最悪。それでは、いつまでも立ち直れない。
◆ 自分の思惑がいつも成功するとは限らないのです。
つまり、事業や株式投資などでは、何度か失敗することも、むしろ大切なことだということ。私は、“失敗は成功のもと”と肝に銘じています。
成功の原因分析は難しく学べることも少ないが、失敗からは多くのことが学べる。何度か失敗していれば、逆に、成功のコツのようなものも身についてくる。
世の中は失敗の繰り返しで成り立っている。失敗の経験が多いほど、成功の可能性は高いものだと思います。
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●(注1)
“見切り千両”については、2021.03.12のブログ 『過ちを改むるに憚ることなかれ』をご覧ください。[→
https://x.gd/lIyrE ]
[ #コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房 ]
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