■アメリカ軍から攻撃される戦艦大和のカラー映像が初確認 アメリカ公文書館から入手 大分県宇佐市の団体が公開
(TBS NEWS DIG - 05月12日 17:58)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=7858810ワシントン海軍軍縮条約によって軍艦建造は制限されていたが1936年に失効した。言わば以後は軍艦は自由に建造出来る事に成ったのだが、大艦巨砲主義の象徴とも言える戦艦の建造数を見るとアメリカ10隻：ノースカロライナ、ワシントン、インディアナ、マサチューセッツ、アラバマ、アイオワ、ニュージャージー、ミズーリ*ウィスコンシン、イギリス6隻：キングジョージ�后▲廛螢鵐好�ブウェールズ**デュークオブヨーク、アンソン、ハウ、ヴァンガード
日本2隻：大和（1937昭和12年起工1940昭和15年進水）武蔵（1938昭和13年起工1940年進水）3番艦の信濃は途中で空母に改造。
アメリカは例のごとく圧倒的なパワーでホイホイと戦艦を作りまくっているし、イギリスも海軍大国の名に恥じず作り、英米合計16隻に対して日本はたったの2隻。数的には全く劣る。大和武蔵は確かに巨砲を持った大艦であったが主義と言える存在ではない。アメリカのように戦艦すら大量生産できるほどの資源も資金も無い日本が最大限のコストパフォーマンスを得るために資金資源を選択・集中した結果、艦数2隻に成ったと見る方が自然だろう。
大和・武蔵が起工した昭和12年と言えば日米開戦4年前、終戦8年前だ。その時代に、開戦直後に日本海軍の飛行機が英戦艦プリンス・オブ・ウェールズと巡洋戦艦レパルスを撃沈し世界は航空海戦の時代に入るだろう、などと予言者でもあるまいしそんな予想などできるものか。
大艦巨砲主義など言う物は最初から無かった。その無いはずの物が何で有った事に成ったのか。それは戦後の日本で頭が固くて新しい事に対応できなかった軍部のせいで日本が負けたと言う事にすれば「うまくやれば日本は勝てた」という幻想を持てたからだ。いや、そもそもアメリカのカサブランカ級空母なんか1番艦カサブランカから49番艦ムンダまでほぼ1週間に1隻の速度で建造された。圧倒的な物量差。王将以外の駒が全部飛車の相手と将棋をするみたいなもんだ。どんな最善手で挑んだ所で勝ち目など無い。そんな身も蓋も無い完敗の構図から目を逸らせる手段として大艦巨砲主義という幻が必要だった。
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