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2024年05月11日20:07

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小山内美江子さん 逝く

「3年B組金八先生」の印象が強い 小山内美江子さんだけれど、そもそもは東映の記録からキャリアをスタートされていたと記憶している。

その頃は まだ助監督だった深作欣二さんや 美術だった近藤照男さんとは その後に「キイハンター」から始まる TBSの土曜日の東映作品に携わられた。
私は中でも「キイハンター」の後の「アイフル大作戦」が好きで、これは小山内美江子さんがメインライターでした。
「アイフル大作戦」は、丹波哲郎さんに代わって 小川真由美さんが探偵学校のトップ=リーダーという役回りだという事もあったのか、小山内さんの脚本は奮っていた。最終回もシュールな内容なのも良かった(もっとも、キイハンターの最終回もシュールだった)

テレビドラマの脚本家として活躍されるようになって、私の好きなウルトラシリーズでは「ウルトラQ あけてくれ」や「帰ってきたウルトラマン 地球頂きます 」といったユニークな異色作で、シリーズの幅を拡げ、単なる勧善懲悪の枠に留まらない寓話を描かれたのも良かった。
円谷作品では「恐怖劇場アンバランス」で全13話の中で2本執筆された作品も良かった。(内、1本の 主役は蜷川幸雄さん)
そういえば、先日 亡くなられた唐十郎さんも「恐怖劇場アンバランス」で主演されていたっけ。

小山内美江子の訃報を耳にして、何か一本 観たくなって「ウルトラQ あけてくれ」を選んだ。
どうせなら と、書棚から「カラー版」のソフトを取り出した。

昭和41年(1966年)に放送(される予定だったが、実際は再放送時に他の27話と一緒に放送されたのが初放送)されたけれど、制作は昭和39年。
がっつり「昭和」だ。

ふと、「カラー版 ウルトラQ」のソフト化が何年前になるのかと気になって調べたら、2011年(ウルトラQ 45周年記念とある)、、、
カラー版が発売されて 13年も過ぎているという事に ただただ驚いた!

( 昭和41年の「ウルトラQ」の13年後は もう「ザ☆ウルトラマン」の年代なのだ )

ウルトラQのカラー版なんて、ソフト化されたのは、つい最近じゃないか!


「ウルトラQ あけてくれ」を観た 現在の私の感想は「止めてくれ!」の一言に尽きる。

誰か この早い 時間の流れを止めてくれ!
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「金八先生」武田鉄矢が小山内美江子さん悼む「何度も何度も思い返そうと」最後に会ったのは16年
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=7857092

TBS系ドラマ「3年B組金八先生」シリーズの脚本を務めたことで知られる脚本家の小山内美江子さん(本名=笹平美江子、ささひら・みえこ)が94歳で亡くなったことが10日、分かった。同ドラマで主演を務めた、武田鉄矢(75)が故人をしのび、追悼コメントを寄せた。「長いお付き合いでした。32年に渡り、描き続けてくださった「3年B組金八先生」は私の人生を貫く心を作ってくれた作品でした。初めてお会いした日から、最後にお別れした日まで、これからその32年をゆっくり振り返り、何度も何度も思い返そうと思います。心よりご冥福をお祈りします」と哀悼の意を表した。関係者によると、武田と小山内さんが最後に会ったのは16年9月だった。


同作は1979年から2011年年までに渡って放送されたテレビドラマで、武田の代表作となった。中学校の教員である坂本金八(武田)が、学級担任をしている3年B組内に起こるさまざまな問題を解決し、生徒たちが成長していく様子を描く。
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