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2024年05月10日07:42

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兜岳・鎧岳 / 登山口で遭難!?

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久しぶりに鎧兜に行きたいというひるねの希望で奈良県曽爾村の兜岳・鎧岳に登りに行ってきた。

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7時半に曽爾村に到着、サンビレッジ曽爾でトイレを借りて路肩のスペースに車を停める。かなり寒い上に上の方はガスっていてしかもなんかパラパラと雨が降りそうな気配がする。大丈夫なのだろうか。
上だけレインウェアを着て出発。登山口の延命地蔵に向かう。

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登山開始前にちょっと寄り道。済浄坊渓谷という場所があり、滝などもあるそうなので立ち寄っていくことにする。

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濡れて滑る岩の道に注意しながら進み、行者が修行したという済浄坊の滝で写真を撮ったり美しい渓谷の景観に心癒されながら歩く。
渓谷を抜けて以前歩いた屛風岩公苑から国見山へ周回したルートへと合流したところで戻る。渓谷を歩いているうちに空は晴れてきたようだ。暑くなってきたのでレインウェアを脱ぐ。

目無し橋まで戻ってきて、兜岳登山口のある延命地蔵(目無し地蔵)から登山開始。
ところがすぐに道がわかならくなる。以前登った時は沢沿いに道がついていたと思うのだが、ルートが荒廃していてどこを進めばいいのかサッパリわからない。無理やり沢に下りて突破を試みるが、とても人間が進める感じがしない。アカン、これでは登山口で遭難してまう。
一旦延命地蔵まで戻り、車道を登ってみる。すると上の方にまた別の登山口がある。後で調べてみると延命地蔵からのルートは何年か前に大雨で道が崩落して通行困難になっているようだ。

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気を取り直して改めて登山開始。杉林の中を15分ほど登ると巨大な一枚岩に到着、「ここから急斜面」との標識がある。

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その言葉にウソはなく、道はどんどん急登になっていき、フィックスロープが現れはじめるとやがてロープと木の根につかまらないと登れないような斜面になる。斜度は体感で平均50度か60度はありそうなくらいに急に感じる。
傾斜が緩やかになると少し進めば山頂に着く。

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10:30、兜岳(920m)登頂。
いつの間にか朝の天気からは想像もつかないような快晴になっている。俱留尊山から古光山がとてもよく見える。素晴らしい展望だ。

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兜岳から峰坂峠までの下りがこれまた急斜面。しかも笹に覆われて高度感はあまりないが断崖絶壁沿いの道なので注意がいる。
峠から鎧岳まではやや緩やかな登りとなる。下から見ると兜が緩やかで鎧が急峻に見えるのだが実際に歩くと印象は真逆となる。

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尾根に上がる手前はやや急斜面になるが、九十九折れになっているので難易度はそれほど高くはない。

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11:50、鎧岳(894m)登頂。
ラーーメンを作って昼メシ。気温が低いので持ってきたお湯がちょっと冷めた&ラーメン自体が冷たいので若干ぬるいラーメンを食い、コーヒーとワッフルでおやつにする。

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30分ほど山頂でのんびりして下山開始。前回は新宅本店に向かって下りたが今日は峰坂峠から下山する。途中峠との間のピークをトラバースしてショートカットできる道がある。これはありがたい。

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九十九折れの道をハイペースに下りて行き、林道に出て進む。テニスコートに出ると柱状節理が特徴的な鎧岳が存在感を持って聳え立っている。ってか1時間前にはあの上でコーヒー飲んでたのがウソみたい。
葛から東海自然歩道のショートカット道を進み、廃業した温泉の前を通ってサンビレッジ曽爾へと戻る。最初はどうなるかと思ったが、絶好の好天のもと気持ちの良い山行となった。
下山後はお亀の湯で汗を流して帰る。
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