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2024年05月07日22:35

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理解力の確認法

前回、人生の目的が「理解力」にあることを述べた。

ただ、正しく理解しているかの判定が難しい。

分かりやすいのは「他人からの評価」だ。

「自分は優しい人間だ」と自己認識していても、

周りは「自己中心だ」と評価しているかもしれない。

以前、述べた「独善」がこれに当たる。

https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1987185112&owner_id=42601474

D・カーネギーの名著「人を動かす」に、

「二丁拳銃のクローレー」という人が出てくる。

この人は、職務質問に来た警官を撃ち殺すという残忍な人間であるが、

関係者各位に宛てた手紙には「自分は優しい人間だ」と書いていたそうだ。

自分では「優しい人間だ」と思っていても、

客観的には「極悪非道」ということもある。

これは極端な例だが、自己の客観的理解ができていない人は少なくない。

当然ながら、マイナスの評価を下されると、否定し、時には怒り、逆恨みする。

ここまでくると、もはやサイコパスだ。

やはり、他人の批判は感謝で受け止め、謙虚に反省せねばならない。

地獄に堕ちた人で「自分が悪かった」と反省できる人はいないらしい。

また、地獄行きが決まった時、「まさか自分が」と思う人も多いそうだ。

「何一つ犯罪は犯していない」と反発する人もいる。

しかし、仏教で言うところの三毒、

貪(貪欲)、瞋(怒り)、痴(真理への不理解)が過ぎれば罪となる。

日本人のガンの罹患率は50%を超えた。

もはや、誰がガンになってもおかしくない時代だ。

しかし、癌を宣告された人の多くは「まさか自分が」と思うそうだ。

現代の日本人が死後、地獄に堕ちる率は、癌をはるかに上回る70パーセント以上とも言われる。

他人からの批評は、「自己改善の機会」と感謝したいものだ。

自分を変えないことより、自分を変えてゆくことが幸福への道である。







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