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2024年05月01日22:54

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映画『夜明けへの道』

映画『夜明けへの道』
5月4日(土)より第七藝術劇場、
5月17日(金)より京都シネマ、
順次、元町映画館にて公開
ミャンマーで、現在も潜伏生活を続けるコ・パウ監督の
セルフドキュメンタリー映画
2011年、ミャンマーでは半世紀にわたる軍事政権が
終わりを迎えた。人々はようやく言論の自由を手に入れた。
コ・パウは1998年に脚本家として映画界に入り、
その後悪役などを演じて俳優として有名になった。
多くの映画製作にも携わり、ミャンマーを代表する
俳優・映画監督の一人になっていた。
コロナ禍には幼い息子2人や奥さんなど家族で製作した
コメディ動画をSNSに投稿・配信して、厳しい
ロックダウンに苦しむ人々を元気づけていた。
「もうすぐ日常は戻る。」
ところが、2021年2月1日の早朝
突如軍事クーデターが勃発し、市民の自由と平穏な
暮らしは一瞬にして崩れ去った。
総選挙での不正を口実に国軍はアウンサン・スーチー
国家顧問ら民主派政権の幹部を次々に拘束し、一方的に
非常事態宣言を出して、全権を掌握をしまったのだ。
コ・パウ監督は芸能人仲間と共に、これに抗議して
デモを行った。しかし、これがあだとなり
デモ先導した容疑で指名手配をされてしまう。
国軍の容赦ない弾圧がエスカレートしデモ隊を
機関銃で一掃するなど残虐な弾圧に乗り出す。
危険を感じたコ・パウ監督は決断し、家族と別れ
同17日からひとり逃亡生活に入った。
自宅のあったヤンゴンに7カ月間潜伏したのち、
タイとの国境付近にある民主派勢力の支配地域へと向かった。
自由を勝ち取るための戦いだった。
ジャングルの中で潜伏生活を送りながら、生々しい
実態を記録しながら自らのリアルな姿を撮影・編集
セルフドキュメンタリー映画『夜明けへの道』を製作した。
森に潜伏する姿、家族との連絡、軍事訓練、暴動焼き討ち
乱射など悲惨な地域の様子、仲間との絆、国軍の恐ろしさ、
すべてを奪われた人たちの悲しみ、そして自由を勝ち取る
ためのリアルな活動や不屈の精神思想が浮き彫りになる。
家を焼かれ、家族を失い、人間としての尊厳をはく奪されて
泣き叫ぶ村の人たちの姿と、銃を背負い、片手にカメラ
を持ってジャングルを歩き続ける
コ・パウ監督の姿が目に焼き付く。

夜明けへの道のオフィシャルサイト
https://yoake-myanmar.com/
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