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2024年04月30日08:24

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今月(4月)観た西部劇

『大西部への道』『許されざる者』『地平線から来た男』を再見した他、テレビ西部劇『法執行人:バス・リーブス(全8話)』と『わが魂を聖地に埋めよ』を観る。
『法執行人:バス・リーブス』は、奴隷から連邦保安官になり、オクラホマで3千人の犯罪者を逮捕したという実在の人物バス・リーブス(デビッド・オイェロウォ)の物語。バスの連保保安官としての活動を描くとともに、バスの家族を通して南北戦争後の黒人の社会への係わり方も描いています。黒人が主人公ですが、人種差別とか偏見といったものは前面に出さず、正義をつらぬく行動が中心。バスと係わる重要な役どころでデニス・クエイドやドナルド・サザーランドが出演していますが、老けすぎの感あり。西部劇の似合う役者が少なくなったということなんでしょうな。
爽快感はないものの、銃撃戦もたっぷりあり、西部劇として満足できる作品で〜す。
『わが魂を聖地に埋めよ』(2007年/監督:イヴ・シモノー)を観る。1860年代から90年のウーンデッド・ニーに至るまでのインディアンと白人の戦いをインディアンの側から書いたディー・ブラウンの西部史を基にドラマ化。
ヘンリー・ドーズ議員(エイダン・クイン)、学校教師のエレイン(アンナ・パキン)とスー族出身で白人の教育を受けたチャールズ・イーストマン医師(アダム・ビーチ)、シッティング・ブル(アウグスト・シェレンベルク)を中心におき、リトルビッグホーンの戦いの後からウーンデッド・ニーの虐殺までを描いています。
インディアンへの迫害が表面的に語られるだけで、原作の持つインディアンたちの高貴な精神と自然崇拝の美徳が映像化できていません。だけど、おのれに都合の悪い歴史を、ちゃんとドラマ化したことには価値がありま〜す。
画像1は、『法執行人:バス・リーブス』のデニス・クエイド、デビッド・オイェロウォ、ドナルド・サザーランド
画像2は、『わが魂を聖地に埋めよ』のアンナ・パキン、アダム・ビーチ、アウグスト・シェレンベルク
画像3は、『わが魂を聖地に埋めよ』の原作本


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