ちょっと気になって、『葬送のフリーレン』のアニメを観てみたんだが、30年ほど前に一部の人にしか知られていないゲームブックを思い出した。
知らない人が多いだろうけど、
ファンタジーRPGクイズシリーズである。
答の無い質問を出して、人それぞれの答があり、ファンタジーの行動に答えはそれぞれあると言う当時としては珍しい作品だった。
キャラも個性的で魅力的なキャラが十数人出てきており、今読んでも面白い作品である。
何故、フリーレンを観てこれを思い出したかと言うと、この作品にもエルフの少女が出てきており、エルフの少女、ソマーウインドが、人間の野伏、メロス・グリングラスとは、フリーレンとヒンメルと同じ道を歩む(まだではあるが)そうなる運命だからである。
長寿であるが故に、エルフの時間と人間の時間との差を描いており、それが悲しくもある作品だ。
ソマーウインドとメロスもそれを理解しているけど、過ごす時間は同じだけど、お互いの人生の一瞬と一生と、その差は大きい。
ソマーウインドの方が情熱的で、メロスの方が穏やかな性格で、仲間からも色々言われる事もあるが、どちらも冷静なので、上手に聞き流している二人である。
フリーレンを観て、
「ああ、この二人好きだった」
事を思い出してしまった。
懐かしいから今夜読み直します。
懐かしい魅力的なキャラが多くて好きなシリーズでした。
ログインしてコメントを確認・投稿する