自宅から自転車で5分程度の場所にある、
住宅型有料老人ホームにて、ボランティア落語。
普段は食堂の場所になるスペースにて、約20名の入居者様が聴きに来てくださった。
同じ施設で今回で3回目なので、入居者様の顔も覚えつつある。
同じ演目でのボランティア落語は、今回で4回目。
全部で5回演じようと思っている。因みに来週日曜日でこの演目は終了予定。
最近は、どこの施設でもマイクは未使用で、生声での落語。
それでも十分に声が通るので、荷物が減ってとても良いこと。
今日は、午前中からなんとなく睡眠不足感があり、
自宅の掃除や洗濯、布団干しをしたのだが、疲労感があった。
なんとか二つの演目を通しで練習できたのだが、
気持ちが今一つなので、大丈夫かなぁと不安にもなった。
一席目の武助馬は、出来るだけゆっくりと喋り、聴きやすさを意識。
要所要所で笑い声があり、楽しんでいただけているのが分かる。
セリフ、活舌もとても良好。練習ではなかった所作なども入れる事が出来、
なんだか、自分的にも凄かった。満足の出来である。
二席目の味噌蔵は、これも笑いが要所で起こり、楽しんでくださっている。
午前中の不安感が、どこに行ってしまったのか。と感じるくらい。
元気よく落語を喋る事が出来た。もちろん、セリフ、活舌も良好だった。
この施設では、デイサービスなどとは異なり、CDラジカセがない。
そのため、出囃子などがかけられないのだが、なにせ自転車で行き来するので、
自分のラジカセを篭にいれて持っていくことも出来ず、いつも出囃子なし。
当初はそれが、間が持たない感じがして、とても怖かったのだが、
最近では慣れてしまい、何も感じなくなってしまった。
もちろん雰囲気づくりには、出囃子は欠かせないのだが、
自分自身の心構えという意味では、あってもなくても動じなくなった。
というのは、むしろ良かったのかもしれないな。
今日は、満足のいく落語だったけど、やはり疲れはあったようで、
落語が終わった後には、どっと力が抜けた感じ。
ごろっと自宅で横になって、そのあとに床屋にいった。
ジョギングをしようと予定していたけど、それも出来ず、
浜野矩随を練習しようにも、気力がはいらない。
まあ、このままゆっくりと風呂に入って寝ようと思った。
林檎
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