個展が近い。

5月の将軍さまの個展(追悼展)の
DMの印刷が出来てきた。

この2ヶ月、とても大変だった

将軍さまの追悼展を
沢山のギャラリーが企画してくれるのは嬉しいが、
ギャラリーのスタンスはいろいろで、

1月の時は画廊の人が家まで来て
作品を選んで、額もDMも用意してくれた。
まぁその時の作品が手に乗るほどの
小さいものだったということもあると思うが。

今回は画廊のオーナーが、
「版画で」と一言言っただけで
私はここまでやって来た。

版画と言っても100点以上ある中
どれにするかは私が決めるしかないし
DMもこっちで作るのだった。
まず絵が決まると写真を撮る。
印刷用の写真はスマホではムリで
将軍さまの一眼レフと三脚使って自分で撮った。

作品を額屋さんに持ち込む。
数年前に馴染みの小林さんが亡くなってから
いい額屋さんを見つけてなかった。
偶然自由ヶ丘で発見して助かった

それから古いパソコンと古いPhotoshopと
久しぶりにデータ作業する古い私。
いっときは3台のパソコンを立ち上げて
捨てる筈のプリンタを再度繋いで、
さびれた1人デザイン事務所みたいだった
それでも何とかDMの
版下データと、画廊に出す作品リストも出来た。

印刷は実は一発とはいかず再入稿もして
泣きたい気分だったが
とにかく出来た。

私は美術館で学芸員の仕事したことあるんだけど。
やってることはほとんど同じなんよ。

作品を全て把握してリストアップし、
展覧会の作品を決めたり
キャプションやチラシを作る。

もっとも美術館の学芸員なら
文章は書いても、
写真はカメラマンが撮影するし
デザイナーがチラシを作るだろう。

展覧会はこれからだけど、もう私の
気分は終わりっぽい
これも学芸員と同じだな。
展覧会が始まった頃には終わり、
次の展覧会に向かっているとこ。

一つ全然違うのは
何も報酬はない、ってことですね
いやむしろお金かかってる

あ〜でもまだ封筒これからジャン
さっきシール貼りのお仕事、
息子に募集してみたら
明日の夜来てくれるってさ

この単純作業、意外と疲れるんよね〜。
でもあと少し頑張りまーす。
てか本番がこれからだけどね。