『プリシラ』

『プリシラ』
4月12日（金）より公開
世界的スター、エルヴィス・プレスリーと恋に落ちた
一人の少女の波乱の日々を描いたドラマ。
監督・脚本は『ロスト・イン・トランスレーション』
『マリー・アントワネット』のソフィア・コッポラ
原作はプリシラ・プレスリー
主演は『パシフィック・リム　アップライジング』
のケイリー・スピーニー、
『Saltburn』『キスから始まるものがたり』の
ジェイコブ・エロルディ、
ダグマーラ・ドミンスク、カミラ・コワル、
ヨルジャ・ケイデンス、ケライア・ギエルほか
1950年代の後半、軍の父親の都合で故郷のアメリカから
遠く離れた西ドイツで暮らしていた14歳のプリシラ・ボーリュー。
彼女はカフェで偶然出会った軍の男に誘われて
エルヴィスのパーティに参加した。
プリシラはそこでヴァーノン(エルヴィス)・プレスリーと出逢う。
エルヴィスはすでに大スターだったが、兵役の為
西ドイツに滞在していたのだ。エルヴィスはプリシラの
無垢なところを気に入り、孤独を抱えている事も共感し
二人はいてすぐに意気投合した。二人はプリシらの親の許可を得て
付き合いだし、それはエルヴィスが兵役を終えて
西ドイツを離れた後も二人の交流は続いた。
やがてプリシラは両親の反対を押し切ってエルヴィスと結婚し、
エルヴィスの大邸宅で一緒に暮らし始める。
これまで経験したことのない華やかで魅惑的な世界。
プリシラにとっては彼のそばで一緒に過ごし、
彼の色に染まることが全てだったのだが……。
世界的スターと恋に落ちた少女の波乱の半生を描いたドラマ。
エルヴィス・プレスリーの元妻プリシラが1985年に発表した
回想録「私のエルヴィス」を元に、ソフィア・コッポラ
監督が映画化したもので、大スターの私生活の中で生きる
少女プリシラ容姿や心の内の変遷を美しく繊細に描いた。
音楽はフランス出身のロックバンド「フェニックス」が担当。
1960〜70年代を彩るココ・シャネルとヴァレンティノの衣装
も素晴らしい。ケイリー・スピーニーは本作で
第80回ベネチア国際映画祭で最優秀女優賞を受賞している。

プリシラのオフィシャルサイト　https://gaga.ne.jp/priscilla/