まちの本屋の御書山さん

先日、こんな作品に出会いました。

いずみせらさんの作品『まちの本屋の御書山さん』（メディアファクトリー）

大学生の不破は、親から漫画、ゲーム、スマホを禁止され、
真面目に勉強だけをし、いい大学に入学し、
生活費は自分で稼がなければならなく、
家庭教師のバイトをしていたのですが、
教え子と漫画の事で言い合いになってしまい、
はずみで漫画を濡らしてしまった事がきっかけで
バイトをクビになってしまうんです。

漫画を弁償する為に入った本屋で
うろうろしていると店員の御書山が声をかけてきたのです。

一目みただけで不破は漫画が好きではないのに気づき、
何故、漫画を買うのか聞いてから
漫画の事を全く知らない不破に対し、
読んでみることをすすめたのです。

不破は教え子に本を返す前に
その本を読んだところ、
悩んでいる教え子を励ますような作品だったため、
漫画にも良い作品があることに気づくんです。

その後、再び本屋に行ったところ、
また御書山に声をかけられ、
バイトを探していたのもあり、成り行き？で
この本屋で働くことにしたのです。

・・・といった感じで、
漫画を読んだことのない大学生が
コミックのフロアに回されて四苦八苦しながら働く
本屋コメディになっています。

本屋を題材にした漫画は好きで
見かけたら読むようにしているのですが、
これはかなり当たりな作品です。

コミックが好きではないからこそ、
本屋の店員では気づかないことに気がついたり、
売る側ではなく買う側の心理なども面白おかしく描かれていたりして
この作品は巻が進んだらメディア化されるんじゃないかなぁ〜


おまけ
今日の晩御飯はイワシのみりん干しでした。

いつも行くスーパーの違う店舗に行ってみたら
イワシのみりん干しが置いてありました。
普段は干物類はあまり食べないのですけど、
みりん干しは好きなので試しに買って食べてみたのですが、
そこそこの味でした。

これ・・・いつも行く方の店舗にも置いて欲しいなぁ〜