大嫌いだったさ（ランドセル）

走ると背中から聞こえるボコボコボコという、ランドセルと中身がぶつかって立てる あの虚ろな音が今も耳奥に残ってる。５年生で片手に抱えるデカいバッグに替えた。

詰襟とか、セーラー服、ランドセルなんてのは、欧州の、多分、ドイツ辺りの軍装品由来だろ。いや、兵器は好きだけどね。戦争も（他人がやるヤツは）。

何故か、３年３組から６年３組までクラス替え無しに持ち上がり。毎年、今度こそは…と期待して、また同じあいつらと、あのちょび髭の体罰教師かよ（涙）とがっかりした３度の進級だった。

校歌がまた大嫌いでな！
一番が「たたえんほうなん」…と「えん」と「なん」で終わるのか気に食わず、メロディ最低。意味分らん。「讃えん方南」という趣旨だったらしいが、そんな難しい文言を小１で分るはずねえだろ。

泉南中学の校歌が、これまた小学校に負けず最低の、念仏のようなダラダラと起承転結を欠くクソヘボい歌で、こいつを環状７号線のあっち側の和泉小と、こっち側の方南小の両校から集められた数百名のバカ生徒が歌うわけよ。

給食のくそ不味いミルク（脱脂粉乳）と激臭芬々（ふんぷん）のクヂラの竜田揚げも、忘れられない小学校時代の悪夢で、そのミルクを給食室のおばさんが焦がしちゃことがしばしばあり、茶色い液体が到着すると、それは、たまに添加するコーヒー風味なのか、はたまた焦がしたのか、色では判別できぬので、飲んでみて、げー、やっぱり焦がした方か（涙）、婆ァ、と心の中で毒づきつつ全部飲むんだ。汝、姦淫するなかれ、ただ完飲すべし、焦げミルクを…

ランドセルてのは、自分にとって、そういう小学校にまつわる諸々の構造悪の象徴なので日本から消えて欲しい。日本の未来を救え。

■軽さが魅力、広がるリュック型＝異業種参戦、１万円以下も―ランドセル商戦
(時事通信社 - 03月27日 09:01)
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