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2024年03月26日17:59

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ARGYLLE アーガイル(Argylle)

 「キングスマン」シリーズのマシュー・ボーン監督が描く痛快スパイアクション。

謎のスパイ組織の正体に迫る凄腕エージェント・アーガイルの活躍を描いたベストセラー小説「アーガイル」の作者エリー・コンウェイは、愛猫アルフィーと一緒にのんびり過ごす時間を愛する平和主義者。新作の準備を進めている彼女は、アルフィーを連れて列車で移動中に謎の男たちに命を狙われ、エイダンと名乗るスパイに助けられる。やがて、エリーの小説が偶然にも現実のスパイ組織の行動を言い当てていたことが判明。エリーの空想のはずだった世界と、命を狙われる現実との境界線が曖昧になっていくなか、敵の一歩先を行くべく世界中を駆け巡るエリーだったが……。

作家エリーをブライス・ダラス・ハワード、彼女を救うエイダンをサム・ロックウェル、エリーが描く小説の主人公エージェント・アーガイルをヘンリー・カビルが演じた。そのほか共演にジョン・シナ、サミュエル・L・ジャクソン、シンガーソングライターのデュア・リパら。「PAN ネバーランド、夢のはじまり」のジェイソン・フックスが脚本を手がけた。(映画.comより)





<2024年3月3日 劇場鑑賞>

 なかなかおもしろかったですね。ちょっとふっくらしちゃったブライス・ダラス・ハワードが売れっ子作家。彼女は、カッコよくてハンサムなスパイを主人公にした小説を書いていて、それがヒットしているのです。秘訣は簡単。彼女自身が彼(エージェント・アーガイル)に恋をしてるんですね。執筆の机にはエージェント・アーガイルのフィギアまで立てちゃって、妄想(?)をどんどん膨らませ、賢くて頼りになる、そしてイザという時は必ず現れて助けてくれるアーガイルの物語を書き進めています。で、ヒットしているわけです。そっかぁ、自分自身が恋をすればいいのかぁ、と目の覚める思いでした(笑)。

 しかし、とある場所でファン(サム・ロックウェル)にサインを求められたのをきっかけに、なぜか本当のスパイたちが現れ、サム・ロックウェルも実はスパイなんだと言い出します。何?混乱する女性作家。しかし、身の危険を感じたら逃げるしかありません。サムに手を引かれるようにして逃げ惑います。彼の説によると、彼女の小説は現実を予言していて、書いてある通りのことが後追いで起きているのだと言います。え〜!ただの孤独な女性作家なのに。

 ヘンリー・カヴィルが(スーパーマンの頃より)すっきりスリムになって、エージェント・アーガイルを演じています。小説なので、いちいち決めポーズをとって視線を送るのがおかしい。でも、確かにカッコいい。本当に娯楽作品ですよね。後半には、どこにでも現れるサミュエル・L・ジャクソンがやっぱり現れ、何の作品だったかわからないようになっても来るのですが(笑)、オチまでそれなりに楽しめます。ただ、話としては斬新という感じはありません。「ザ・娯楽作」をお求めの方にはおすすめです。
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