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2024年03月23日22:22

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『DOGMAN ドッグマン』感想

〜「レオン」のリュック・ベッソンが実際の事件に着想を得て監督・脚本を手がけたバイオレンスアクション〜
〜ある夜、1台のトラックが警察に止められる。運転席には負傷した女装男性がおり、荷台には十数匹の犬が乗せられていた。「ドッグマン」と呼ばれるその男は、自らの半生について語り始める。犬小屋に入れられ、暴力を浴びて育った少年時代。犬たちの存在に救われながら成長していく中で恋を経験し、世間になじもうとするも、人に裏切られて深く傷ついていく。犬たちの愛に何度も助けられてきた彼は、生きていくために犬たちとともに犯罪に手を染めるが、「死刑執行人」と呼ばれるギャングに目をつけられてしまう〜<映画.comさんより>

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ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの顔は『スリー・ビルボード』で覚え『二トラム』でこいつは只者じゃねえとなっていたので観たかった1本。
リュック・ベッソン監督作っていうのは、かなり後で知りました(笑)

冒頭、女装姿で血だらけのダグラスが警察に連行される。
深夜だったが、特殊な状況ゆえ、精神科医のエヴリンが警察に呼ばれる。
エヴリンの聞き取りの調査で、ダグラスの過去が明らかになっていく。
時間軸が行ったり来たり。

ダグラスの父親は闘犬で生活費を稼いでいたゆえ、檻には多くの犬が入れられていた。
その父親から虐待され、檻に閉じ込められる少年ダグラス。
母親はダグラスをそのままにして、家を出て行ってしまう。
ある日、父親の銃弾で、ダグラスは背筋を損傷。以来、車椅子生活となる。
だが、彼のそばには、心が通じ合う犬たちがいた。家族よりも犬が大事。

成長したダグラスは、自分の犬たちを使って、街で悪さをする奴らをこらしめもすれば、お金持ちから宝石を盗んだりもしている。
仕事を探してもいたのだが、全滅状態。
そんな時、まるで光に導かれるようにキャバレーへ入っていく。
そこにはダグラスを温かく迎えてくれるドラァグクイーンたちがいた。

やがてキャバレーのステージでエディット・ピアフになりきり、喝采をあびるダグラス。
やっと居場所を見つけたと、こちらもホッと一息。
でも、ギャングたちは、執拗にダグラスを探し回っていた。

※予告編
https://youtu.be/aX_0pAP3kS8

ちなみに、エヴリンはシングルマザーで、元夫から暴力を受けていた模様。
「共通点はpain」
(こんなセリフあったかわかりませんが、自分のメモに書いてあったあせあせ

今作、犬たちが、めちゃめちゃ活躍します。善悪の両方あせあせ

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズは、異常性のある役でも、どこかピュアな部分があって、そこに吸いつけられ目が離せない。

ただ今作、脚本が弱い。いくつかのアイディアは良きなのだが、まとまりがイマイチ。
エンディングも、私には、落ち着かない締めくくり。
それでも、昔からのリュック・ベッソンファンにとっては、もしかして、新境地として歓迎されるかも。

何か引っかかりがある人にはオススメ。誰々のファンとか、犬が活躍する作品は観たいとか。何も無いと退屈に思えるかも。
個人的には、ケイレブが観れたので、まずまずでした。3.5☆

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