国民の生活を考えてほしい

■マイナス金利政策の解除 きょう決定へ　日銀 金融政策決定会合
(TBS NEWS DIG - 03月19日 03:58)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=7792382

やっとこの決定が出るのですか。それにしても、遅すぎませんか。こんな政策が
10年以上継続していたって、今の政府や中央銀行には国民の暮らしを守るという
意識が希薄なのがよく分かります。

マイナス金利を解除するにしても、金利をあげると、日銀が保有している各種の
債券の価格はどうなりますか?債券の資産としての価値が下落することで、日銀の
財務体質が悪化した際の影響を考えると、別の弊害が生じそうでもあるような。

金利の動向と、債券の価格の関係については、丸暗記で把握するのではなくて、
きちんと経済学の考え方に即した理解でないと、本質を見誤ることにもなりそう
な。経済学の勉強もしないと。

以上のようなことを考えるための本として、経済学者である植草一秀先生の本が参考に
なります。（植草一秀 著『資本主義の断末魔』（ビジネス社））
一流の研究者の方が執筆なさった本とはこのようなものなのですね。
今の政治に不満がある人には、うってつけの一冊です。